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【ONE77】テイクダウンを許さず、ベリンゴンがヌグエンを破り暫定バンタム級王者に

<ONE暫定世界バンタム級王座決定戦(※65.8キロ)/5分5R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
Def.3-0
マーチン・ヌグエン(豪州)

プレッシャーを掛けつつ、一度距離を外したヌグエン。ベリンゴンも慎重に立ち上がりとなり、右ローを蹴る。一気の踏み込みでテイクダウンを狙ったヌグエンの頭が、ベリンゴンに当たる。中断後、組みにいったヌグエンを切ったベリンゴンがローを蹴りこむ。さらに左ジャブに右フックを合わせつつ、ローで攻撃を締めくくる。

ベリンゴン・コールのなか、ハイキックがヌグエンの頭部をかすめる。 ショートを連打したベリンゴンが、サイドキックからスピニングバックフィストを見せる。組みから離れようとしたヌグエンに右オーバーハンドを放ったベリンゴンは、右に回ったところで後回し蹴りを繰り出す。ベリンゴンがやや優位の初回が終わった。

2R、ヌグエンが左前蹴り。さらに右前蹴りに続き、右ハイを蹴っていく。近い距離での蹴り技、さらにテイクダウンのフェイクを見せるヌグエンに、ベリンゴンの左フックが当たる。左ハイをかわしたベリンゴンは、前蹴りも反応しテイクダウンにはアッパーを合わせようとする。ヌグエンは右オーバーハンドを届かず、蹴り足をキャッチしたベリンゴンが右を当てる。続いて右ハイを放つなど攻勢のベリンゴンが、スピニングバックキック。ヌグエンが圧力を高めても、ボディを打ち込むなど下がらないベリンゴンは最後に右を被弾しそうになったが、攻勢を強めた5分となった。

3R、ベリンゴンの左フックに右を合わせようとしたヌグエンは、カウンターのタイミングを掴んできたか。間合いの図り合いが続くなか、ベリンゴンの左フックがヌグエンの顔面をとらえる。さらにダブルレッグを切ったベリンゴンがロー、トランクスが裂ける事態にも試合は続行される。ベリンゴンの豪快なフックに館内は大歓声が起こる。空振りでも豪快なアッパーやフックを振るわれ、踏み込めないヌグエンは組めない展開が続く。と、サイドキックのベリンゴンの急所にヌグエンの右が入り試合が中断する。再開と同時に、ラウンドが終わった。

4R、ローに左右のフックを振るうベリンゴン。ヌグエンの前蹴りが肩口に当たった直後もフックを狙う。蹴りの直後に右ボディフックを入れたベリンゴンは、ヌグエンが下がると飛び蹴りを見せる。ダブルレッグを切られ、リズムに乗れないヌグエンは拳が当たる距離に入ることができず、テイクダウン狙いから離れたところでミドルを蹴られる。それでもショートフックを届かせたヌグエンだが、印象点で遅れを取ったまま最終回を迎えることに。

5R、ジャブを伸ばすヌグエンがベリンゴンの蹴りに、テイクダウンを合わせようとするが切られる。フックを当てたベリンゴンはヌグエンのテイクダウン狙いにギロチンで応える。頭を抜き、間合いを取り直したヌグエンに対し、ベリンゴンは徹底してダブルレッグを切る。右オーバーハンドを空振りになっても、思い切りのパンチでヌグエンを入らせない。

左ジャブを2度当てたヌグエンは、右を空振り。そこにフックを振るうベリンゴンは、ダブルレッグをスプロールし、ヌグエンに決して流れを譲らない。最後は駆け足で距離を取り、タイムアップを迎えたベリンゴンはケージに駆け上がり勝利をアピールし、ファンが大歓声を送った。

結果、3-0で暫定バンタム級王者となったベリンゴンは「このベルトを獲るためにハードトレーニングを積んできた」と話すと、ケージに上がったビビアーノ・フェルナンデスとケージで向かい合った。

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