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【ONE71】素晴らしきコツコツファイト。攻めの姿勢を貫いたのび太が、逆転技のシウバを下し王座奪回!!

<ONE世界ストロー級選手権試合(※56.7キロ)/5分5R>
内藤のび太(日本)
Def.2-1
アレックス・シウバ(ブラジル)

頭を振ってパンチを出すのび太が右を当てる。シウバが右ローを蹴り、のび太は左から右を伸ばす。組んでケージに押しこんだのび太は、右をしっかりと差す。ヒザ蹴りを入れたシウバが離れる。のび太はスイッチを織り交ぜ、パンチを繰り出すが、シウバが右をヒットさせる。足を使うシウバに圧をかけるのび太が組んで、右に振ってテイクダウンを奪う。

細かいパンチを当て、バタフライフックにも対応したのび太は、スイープを許さない。足関を察知し、左を深く回してトップをキープするのび太が、シウバを立ち上がらさせてバックを伺う。シウバはアームロックから背中をつけて、腹に乗ったのび太の顔面にヒザを入れる。のび太は体を捩じりシングルに入り、ケージにシウバを詰めたところで初回が終わった。

しっかりと削る動きをしたのび太は、2Rに入ってもプレシャーをかけ、シウバのパンチにも下がらない。シウバは右ローを入れ、右オーバーハンドやフックが大きくなる。のび太は右フックを入れ、右の相打ち後にシウバがシングルレッグに出る。アンクルを取らせず、ウィザードで背中を取らせないようにするのび太は、小手投げを仕掛ける。

シウバは内藤をケージに押しこむが、小手を巻かれて引き込む。バタフライガード&ロックアップのシウバの立ち上がり際を内藤がケージに押しこみ、バックを狙う。圧力に負けて、小手を切りそうになるシウバに対し、内藤は真後ろへ。投げからヒザ十字を狙ったシウバは、エスケープした内藤にシングルから引き込んで足関からスイープを決める。

のび太もスイープ狙いからスクランブルに持ち込むと、シウバはケージに押しこまれ状態で内股を仕掛ける。一瞬下になったのび太だが、シウバのワキをすくってバックを伺う。目まぐるしいスクランブル戦で、後手に回らないのび太がシウバを追い込む。最後に回転して上を取ろうとしたシウバは、タイムアップとともに大きく口を開けた。

3R、前に出たのび太は右を当て、体が揺れるようになったシウバに右フックをヒットさせる。シウバのハイキックをキャッチしたのび太のテイクダウン狙いに、シウバはギロチンを仕掛けてトップを取るや、またもヒザ十字を狙う。のび太は右腕を差し、腰を上げてからダブルでトップへ。そのままバックを狙うのび太が、パンチを入れつつ徹底的にシウバに削っていく。

ついにバックに回ったのび太は、足関節狙いのシウバを後方なら殴り、アンクルを防ぐ。シウバも粘って足関節を仕掛けるや、のび太は一旦下になり潜りから、シングルへ。がぶったシウバに対し、のび太はボディロックも内股で投げられる。

下になったのび太のハーフに対し、シウバはエルボーを入れる。ここで後方に倒れ込むように背中をつけて足関節を狙ったシウバから、のび太は上を取ってパンチを打ち込む。続いてシウバのシングルを切ってケージに押し込み、がぶりからヒザ蹴りを頭部に蹴り込む。立ち上がったシウバをケージにまたも押しこんだのび太が、ポジションを譲らず削る戦いを続けた。

4R、シウバが右ロー。のび太は左を伸ばすが、右を返され再びローを被弾する。シウバの蹴りに組みついた内藤がシングルレッグへ。シウバはキムラロックを取り、尻餅をつく。のび太はボディへのパンチを続けシングルレッグと、休む間をシウバに与えない。口が開き気味になったシウバは、ついにはキムラを解除し立ち上がる。のび太はここでボディロック&小外掛けでテイクダウンに成功する。

ついに背中をつけたシウバは、再びキムラもこれは防御のための動きだ。立ち上がりエルボーを入れたシウバを再び倒し、バックに回りつつ襷がけののび太が、シウバの前転からのヒールにも、冷静に足を抜いてトップを守る。ヒザが畳まれ足が効かなくなったシウバの顔面に右のパンチを連続で落としたのび太は、左右のパンチへ。嫌がって起きようとしたシウバを煽り、バックに回りかけたのび太が攻勢を守り、タイトルマッチは最後の5分を迎える。

最終回、左ジャブから右を被弾しても前に出るのび太は、勢いのフックを打ち込まれ後ろに下がる。初めて強引なダブルレッグを繰り出したのび太は、キムラクラッチから後方にロールしたシウバに命綱になってきたキムラを切り、のび太はシングルへ。シウバは距離を取り直し、勢いのあるパンチを振るっていく。

対してのび太はダブルレッグを潰され、ディーブハーフからロールしアンクルを取りつつシウバの後方へ。後ろからパンチを入れるのび太は必死にウィザードを取るシウバの右足を両足で挟み、後方へ引き出す。たまらず前転して逃げたシウバのバックにのび太が回ろうとするが、シウバも懸命に立ち上がるとこの瞬間、何とジャカルタのファンからのび太コールが発生する。

のび太は引き続きのバックを狙い、シウバはヒザ十字狙いや前転で耐えようとする。ここで試合はタイムアップに。最後まで攻める姿勢を貫き、25分間を戦い抜いたのび太に対し、シウバの攻めは受動的な逆転系が目立った。

つまり、のび太は攻め続けたことになるが、なんとジャッジは割れる。それでものび太はスプリット判定勝ちで、ONE世界ストロー級王者に返り咲いた。

「ジャカルタの皆さんに名前を呼んでもらって嬉しかったです。危ない場面もありましたが、グラップリングの良さが伝われば良かったです」と新チャンピオンは話した。


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