【UFN116】ドゥリーニョが右オーバーハンドでサッゴをKO!!
<ライト級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ(ブラジル)
Def.2R4分55秒by KO
ジェイソン・サッゴ(カナダ)
ドゥリーニョが左ロー、左フックを狙う。頭を振って前に出て左ジャブ、右ミドル、右オーバーハンドと手数の多いドゥリーニョだが、サッゴは巧く間合いを取る。そのサッゴのローに左フックをドゥリーニョが合わせる。右の相打ちから、ややペースを落としたドゥリーニョが踏み込んで右ストレートを当て、ダブルレッグへ。スプロールしたサッゴにヒザを当てて離れたドゥリーニョが右ミドルを蹴り込む。
サッゴは左を当てるも、ローにまたも左フックを当てられる。ドゥリーニョのミドルをキャッチしてテイクダウンしたサッゴだが、グラウンドには入れない。ドゥリーニョは立ち上がりダブルレッグ、尻餅をついて立ち上がったサーゴの両足を束ねて寝技に持ち込み、バックに回る。立ち上がったサーゴにショートを連打したドゥリーニョのラウンドとなった。
2R、ドゥリーニョのダブルレッグを下がったかわしたサーゴがスイッチして左ミドルを入れる。ドゥリーニョはミドルを再びキャッチされて背中をマットにつけさせる。寝技にはいかないサッゴに対し、立ち上がったドゥリーニョが右を当てる。サッゴはワンツーからロー、左ミドル、そして右ハイを狙う。ドゥリーニョはペースが落ちたかに見えたが、右ミドルを入れ、左ジャブを当てる。
小刻みに構えを変えるサッゴだが、ドゥリーニョは右を当てて一気にダブルレッグでリフトアップしてスラム気味にテイクダウンを決める。蹴り上げからスクランブルのサッゴのバックを取り切れなかったドゥリーニョが、打撃の間合いで右フックをヒットする。サッゴはミドルを入れたが、ドゥリーニョは右フックを連続で振るう。直後にサッゴの左ジャブに思い切り右オーバーハンドを打ち込んだドゥリーニョ。サッゴを捉え、腰からキャンバスに沈み勝負は決した。
「先週、フロリダは大変だった。僕らは車でここに来ることを選択したんだ。皆のサポートに感謝している。僕は柔術と同じで、自分の拳を信じている。リラックスして、感情的にならないように戦ったんだ」とドゥリーニョは笑顔で語った。