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【UFN116】ヨッコに逆転KO勝ちのホール、「恐怖を乗り越えるために戦っている」

<ミドル級/5分3R>
ユライア・ホール(米国)
Def.2R2分25秒by KO
クリシュトフ・ヨッコ(ポーランド)

ヨッコの右ジャブに左フックを被せて行ったホール。ヨッコは右リードアッパーを当て、ケージを背負うホールにプレッシャーを与える。右ジャブから組んだヨッコは、離れ際にアッパーを振るうが空振りに。ホールはケージを背にした状態が続き、右アッパーを受けて動きが止まる。クリンチアッパーを連打し、さらに左右のフック、アッパーを連打するヨッコはテイクダウンから、パウンドをうちつける。

マウントを奪ったヨッコはパンチから背中を向けたホールに引き続きパンチ、鉄槌を入れていく。立ち上がったホールにバックマウントを続けるヨッコがRNCへ。後方に倒れ込むが、チョークは外れマウントへ戻る。残り1分、上体を起こして立ち上がったホールだが、またもアッパーを被弾する。しかし、ホールも左を返す。攻め疲れを感じさせたヨッコがラウンドを取り、まだ一発のあるホールをリードした。

2R、前に出るようになったホールが前蹴り、ヨッコはここでも右リードアッパーを当てる。右ロー、右ミドルから後ろ回し蹴りを2度連続で見せたホールに対し、ヨッコがプレッシャーを強め左を当てる。オクタゴン中央で戦うようになったホールが逆にヨッコをケージ際に追い込むと右ストレートを当てる。前に出たヨッコは右ストレートを打ち抜くと、押しから崩れたところでパウンドの追撃でホールが逆転KO勝ちした。

4連敗を免れての勝利をホールは「ピッグバーグ、どうだ? チームメイト、コーチ、俺を信じてくれて感謝している。ヨッコに拍手を送って欲しい。どうやって攻撃したら良いか分からなかった。2Rになって、目を覚まし、パンチを打ち込めって言い聞かせた。オクタゴンに上がるのが怖い。怖いから戦う。恐怖を乗り越えるために」と振り返った。


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