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【UFC FOX25】リベラがアルメイダとのタフファイトを制し、ドミニク・クルーズ戦をアピール

<バンタム級/5分3R>
ジミー・リベラ(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.29-28
トーマス・アルメイダ(ブラジル)

間合いを図るアルメイダが左ローを2発入れる。リベラのワンツー、右ストレートをバックステップでかわすなど、序盤はしっかりと距離を取って戦う。アルメイダのローに左フックを合わせていくリベラが、左ローに続き右ボディフックを打ち込む。左ボディから右ストレートでダウンを奪ったリベラ。アルメイダはすぐに戻ってケージに押し込む。

リベラがマウスピースを吐き出しており、これを戻され中央で試合がリスタートする。リベラの前進&パンチに対して、回って距離をと取ったアルメイダだが、前に出ると左ジャブで動きを阻まれる。左ジャブ、右ボディフック、左フックとパンチを入れるリベラが右ストレートで2度目のダウンを奪う。ピンチになっても下がることなく、より前に出るアルメイダだが反撃することはできず初回が終わった。

2R、左を受け、その結果──右を被弾するアルメイダがどのようにアジャストしてくるか。リベラは初回と同じようにアルメイダの前進に左を合わせ、右ストレートを打ち込む。インファイトを跳ね返されるアルメイダは、左ストレートを打ち込まれる。さらにリベラはワンツーを続けるも、アルメイダの右を打たれて腰を落とす。

立ち上がったリベラは左ミドルハイ、アルメイダは右を当てられ距離を取り直す。と、アルメイダの左ハイがリベラの顔面を掠める。前に出ると見せて、やや下がるという動きでアルメイダがパンチを受けるシーンが減った終盤。この回はアルメイダが取り返した。

最終回、開始早々にシングルレッグで組み付きリフト、リベラがテイクダウンを決める。心づもりがなかったか、簡単に背中を付けたアルメイダはブタフライガードで揺さぶり、立ち上がろうとしてバックを譲る。リベラはヒザを入れ、アルメイダが胸を合わせて離れると右ストレートをヒットする。

右ストレートは空振りも、直後の左フックを当てたリベラに声援が起こる。アルメイダは蹴りを交えて前進、リベラは接近してフックを繰り出す。中間距離から前に出たアルメイダに対し、リベラは組みついてケージに押しこむ。ここは無理をせず離れたリベラだが、右を被弾し続くテイクダウン狙いを切られる。それでもワンツーからスリーの右を当てたリベラは、ヒザ蹴りにダブルレッグを合わせてバックを奪取する。

スイッチからスクランブル、離れたアルメイダが前に出てヒザ蹴り。リベラが右ストレートを入れ、アルメイダが右フックを返したところで試合が終わった。

初回のリベラはニュールールにより10-8の可能性がある。2Rはアルメイダが取り返す、最終回はリベラが2度テイクダウンを取っているものの、打撃の印象はアルメイダ上か。

結果、3‐0でリベラが判定勝ちを収実況席にいるドミニク・クルーズへの対戦を迫った。


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