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【UFC260】文字通り、アルメイダに何もさせず。ショーン・オマリーが無慈悲なまでの強さ見せつける

【写真】初回のダウン奪取以降は、実戦で色々と試す余裕を持って戦ったオマリー(C)Zuffa/UFC

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー(米国)
Def.3R3分52秒 by KO
トーマス・アルメイダ(ブラジル)

サウスポーの構えから左ストレート、ローから前蹴りを繰り出すオマリー。さらに関節蹴りを見せて、左ストレートを伸ばす。アルメイダのローに、さらに勢いのあるローを返したオマリーは左三日月を決める。さらに後ろ回し蹴りのオマリー、アルメイダは思い切り踏み込んでワンツーを振るう。

ステップインしてオーソ、すぐに下がりながらヒザを合わせローカーフを蹴るオマリーは踏み込んで左ハイ一閃。続く左で腰から崩れたアルメイダ、オマリーはレフェリーが試合を止めると思ったか少し間を置く。

ここからもオマリーは攻め急ぐことなく左ストレート、左ミドル、右ストレートと淡々と攻撃を続ける。と、後ろ回し蹴りにテイクダウンを合わせたアルメイダだが、オマリーがすぐに立ち上がり右ハイを2発蹴っていく。後ろ回し蹴りにも前に出たアルメイダ、そこを迎え撃つオマリー。ラッシュを掛けなかったオマリーだが、10-8がついてもおかしくない初回とした。

2R、オーソのオマリーが左ジャブ、スイッチして左の前蹴り、アルメイダが左ボディストレートを返す。オマリーはローを効かせるが、アルメイダも足払い気味の右ローを決める。オマリーは慌てず、サイドの関節蹴りという嫌な攻撃を続けると左をヒット。

さらにワンツー、前蹴りで腹を攻撃するオマリーはアルメイダのステップインもよく見ている。ジャブからスイッチして、左ストレートを放つオマリーがローに右を合わせる。最後の20秒で、跳びヒザを放った際にスリップしてガードを取ったオマリーだが、特に攻撃を許すことなく時間に。

最終回、構えを変え頭を振るオマリーが、強烈な右カーフローを蹴り込む。さらに関節蹴り、右フック、そしてカーフローと付け入る隙を見せない。サイドキック、バックキック、さらに右を放つオマリーに対し、アルメイダも右フックを返す。オマリーが距離が近づくと首相撲&ヒザ、右ストレート、左カーフローを蹴る。アルメイダはローこそ当たるが、パンチはかわされ、時間は90秒を残すばかりに。

オマリーはダブルジャブ、右フック、そして前蹴りを入れる。アルメイダはそれでも右を振るって前に出ると、オマリーはショートの左フックで迎え撃つ。ついに倒れたアルメイダに、無慈悲なまでの強烈無比なパウンドをオマリーが冷静に振り落とす。

「ハイからの右で終わったと思った。15分間の試合は、年に何回もないと思う。スマートな人が、僕の足を蹴れば良いと言っていた。僕はチェックしていないからと。そういうバカに野郎たちに、証明してやったよ」とオマリーは話した。


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