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【WJJC2017】黒帯ルースター級で銅メダル獲得、橋本知之―02―「銅メダルが通過点になるように」

Bruno & Hashimoto【写真】目は口程に物を言う。ポディウムでブルーノと握手を交わす橋本 (C)MMAPLANT

4日に閉幕したブラジリアン柔術世界選手権=ムンジアル、ルースター級3位、銅メダルを獲得した橋本知之インタビュー後編。

ムンジアル前のカイオ・テハの下で感じた次の世代の台頭、そして銅メダルとブルーノ・マルファシーニ戦の手応えが橋本に何をもたらすのか。

<橋本知之インタビューPart.01はコチラから>


――24歳の橋本選手に対して、日本縁のティーンエイジャーが台頭しているわけですね。

「才能のある若い選手が、カイオ・テハのところで学んで凄く真面目で。まぁ、アンディはヤバいですね(笑)。ホベルチ君もめっちゃやる気があって、良い刺激を受けました。10代で、あそこまでやっているのは偉いし、凄いと思います」

――そんな橋本選手もインタビューの受け応えなど去年とは別人のようにしっかりとしてきました。

「そうですか……僕はあんまり、自分が人として成長しているとは思えないですけど、まぁ社交性が少しはついてきたのかもしれないです」

――そんな橋本選手にとってムンジアル黒帯の銅メダルとはどのような意味を持っているのでしょうか。

「肩書としては、悪くないのかなぁっていう感じですね。目標は世界一ですし、世界一になった時にはこの銅メダルなんて、ただの通過点。それぐらいに思えるようになりたいです」

――銅メダルを取る以前から、昨年のアジアの金メダルで既に来年のムンジアル出場権を持っています。

「本当はポイントのことなんて、チマチマ考える必要ないぐらい余裕を持てるようになりたいです。そして、今年のアジアは普通に優勝できるようにしたいです」

――9月のアジア選手権出場は確定ということですね。

「その前に7月はアブダビ・グランドスラム、8月に全日本にも出ようと思っています。7月、8月、9月と月一で試合に出るつもりです」

――橋本選手のムンジアルの銅メダルが日本の柔術界にとっても朗報だし、勢いづける要因になってくることを願っています。

「全体的に見ても、凄く差があるわけじゃないです。嶋田(裕太)さんもジョアオ・ミヤオと互角の試合をして、岩崎(正寛)さんもルーカス・レプリに対して、圧倒的な差があるわけじゃなかったです。

ただ、日本には世界チャンピオンがいない。米国やブラジルのように世界チャンピオンが教えてくれることがなくて、彼らのような指導者がいないのは厳しい部分ではあると思います。自分で考えて努力して強くなるしかないので」

――セコンドが練習仲間、先生ではないのも米国やブラジル勢との違いではあります。

「ハイ。でも、まぁそれが現状でここまで整ってきたという見方もできるんでしょうけど……、だから僕らが世界チャンピオンになってそういう指導者になりたいという気持ちでいます」

――マルファシーニと戦って得た手応えと、銅メダルという結果。二つあるのはやはり大きいと思います。

「そういってもらえると、確かにそうだと思います」

――最後に一つ、橋本選手の階級には、日本にいて芝本幸司選手というワールドクラスのライバルがいる。この事実は実は大きいのではないかと。

「ハイ。まだ2度しか戦っていないので、全日本なのかアジアなのか、また芝本さんと試合をしたいです」

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