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【WJJC2017】ムンジアル黒帯ルースター級で銅メダル獲得、橋本知之 「想像していたよりも戦えた」

Tomoyuki Hashimoto【写真】銅メダルを獲得した橋本。黒帯でのメダル獲得は日本人男子では36人目だ(C)MMAPLANT

4日に閉幕したブラジリアン柔術世界選手権=ムンジアル。橋本知之は2度目の黒帯挑戦でルースター級3位、銅メダルを獲得した。


初戦は不戦勝、準々決勝でホジネイ・ジュニオールを破った橋本は準決勝で世界8度優勝のブルーノ・マルファシーニに腕十字で敗れた。

マルファシーニ戦の一本負け、銅メダルを獲得。2017年のムンジアルをどのように橋本は感じ取っているのか――を尋ねた。

――今回のムンジアルで3位入賞、銅メダルを獲得した結果をどのように捉えていますか。

「1試合目が不戦勝で、2試合目はそれなりに強い相手だったんですけど、勝てるかなぁってぐらいの選手で。で、それには勝てて。準決勝がブルーノ・マルファシニーニだったのですが、正直言えば厳しいかなと思っていました。でも、戦ってみた結果、想像していたよりも戦えたと思いました。

ブルーノの方がもっと技術的にも上で、フィジカルももっと強いと考えていました。もっと強いと思っていたので、ビビっていたんです」

――何もできないで完敗するという予想もありましたか。

Hashimoto vs Bruno「ハイ。本当に圧倒されるかも――ぐらいに思っていたので。実際に戦ってみたら、メチャクチャ強いのは当然ですけど、自分が思っていたほどでなかったです」

――最後の局面は、マルファシーニの動きで圧倒され、あのような橋本選手を見た記憶はなかったです。

「そこがブルーノの上手さだと感じました。上手くまとめることができるし、あんな風に動けることを隠していた。余力のある状態でゲームを上手く運んでおいて、あそこで勝つためには行くしかなかった僕に対して、温存していたフルパワーを出してきた。そこを食らってしまいました」

――一本負けという結果に対しては?

「う~ん、一本取られたことがどうだとかは何もないです。負けは負けです。その途中まで一瞬でもタイではあったので……そこで残り1分ぐらいでしたし、そういう意味で少しは勝てる可能性が見えていた試合なので。もしかしたら勝てんじゃねぇなかっていう感じで進めていたし、最後はついていけなかった部分はあるのですが、それでも想像していたより戦えたかと思います」

――パン柔術は米国で準備をしていながら、負傷で帰国を強いられました。そこを踏まえて、心掛けていたことはありますか。

「パンでしっかりと練習できて、ブルーノとかと戦っていた方がベストではありました。でも、逆にケガを治してからワールドは本当にケガに注意して、試合の時はほぼ万全の状態でした」

――フィジカルが上がっていましたか。力強さを感じました。

「そうですか? フィジカルはそれほど力を入れていたというのはないのですが、ワールド前にメチャクチャ厳しい練習をしていたのと、減量が上手くいったのは関係していたかもしれないです。ギリギリになって焦って大変になることもあるのですが、今回は2、3週間前には落とせていたのでルースターでも体調良く戦えました。

それと3週間ほどカイオ・テハのところで練習していたのですが、日本だとそこまで近い階級で追い込まれることはないのに全力でやることが多いし、それだけ追い込んでいたので、力強く見えたのかもしれないです」

――カイオ・テハのところには日本から若い日系ブラジリアンの選手も柔術家として生きていくために練習しています。

「ホベルチ・オダもアンディ・トーマスとも練習していますよ。ホベルチ君も本当に頑張っていて強いし、アンディは体が大きいっていうのもありますが、僕も普通にやられます。凄いです」

<この項、続く>

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