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【PJJC2017】ライト級はレプリの独走??。混戦ミドル級はソウザ、ホミーニョら役者揃い

Leite【写真】3P取れるトップゲームが他の追随を許さないルーカス・レプリ (C)MMAPLANET

16日(木・現地時間)から19日(日・同)にかけて、カリフォルニア州アーヴァインのブレン・イベントセンターにてIBJJF主催のブラジリアン柔術パン選手権が行われている。実に5日間もかけて行われるこのイベントは、世界選手権に次ぐ規模のブラジリアン柔術大会だ。世界選手権への前哨戦ともいえ、多くの強豪が顔を揃えた同大会アダルト黒帯の部の見所──プレビュー第2回は、最も出場人数が多いライト、ミドルの2階級を紹介したい。


【ライト級】
最多35人が参加したこの階級には、現在世界3連覇中のルーカス・レプリ(アリアンシ)がエントリー。ディープハーフガードからのスイープとニースライド・パスという二大必殺技に加え、極め力も圧倒的な最強柔術家の一挙手一投足に注目だ。

今回このレプリとの決勝戦が期待されるのが、マーシオ・アンドレ(ノヴァウニオン)。昨年の世界柔術フェザー級準決勝において、レジェンド・コブリーニャからパスガードを奪い世界を驚かせた若武者は、無差別級の舞台で重量級の世界トップとも互角に渡り合う地力の持ち主。今年のヨーロピアンのライト級も順当に制した充実のアンドレとレプリの一騎打ちは、夢の対決の一つと言っていい。

また、今年のヨーロピアン大会で3位に入賞、世界レベルの実力を証明してみせた岩崎正寛(カルペディエム)の戦いぶりも注目だ。昨年の世界柔術の二回戦ではレプリにマルセロプラッタで腕を極められ、世界の頂点の卓越した技術を体で体感した岩崎。一回戦のマーカス・ウィルソン戦を突破すると、おそらく昨年のヨーロピアン王者にしてアトスの注目株、マイケル・リエラ・ジュニアとの一戦となる。今後も長くライバルとして立ちはだかりそうな強敵を制し、準決勝で再びレプリに挑む岩崎の姿をぜひ見たいところだ。

さらにこの階級には、ホドリゴ・フレイタス(ホドリゴ・フレイタス)ヴィトー・シウヴェイロ(GFチーム)マルセリーニョの弟子のマンシャー・ケラ(アリアンシインターナショナル)、アンドレアス・ブルノフスキ(アトス)、AJアガザーム(グレイシー・バッハ)ら注目選手が並び、上位入賞を虎視眈々と狙っている。

【ミドル級】
世界的強豪がひしめく最激戦区となったこの階級。本命は昨年を含め3度世界王者に輝いているオターヴィオ・ソウザ(グレイシー・バッハ)だ。一時期は戦績が振るわなかったオモプラッタの名手だが、昨年は世界王座を奪還し完全復調。今年ベルクートで行われた大会では、決勝こそ階級上の同門でその世界大会をクローズアウトしてガブリエル・アルジェスに譲ったものの、準決勝でクラウジオ・カラザンスを下すなど調子は上々のようだ。

さらにバッハからは、なんとホミーニョことホムロ・バハウがエントリー。これまで主にミディアムヘビー級で戦い、世界を5度制したレジェンドは、昨年の世界大会にて涙の引退を表明。「世界大会での僕の役割は終わった」と語っていたが、それ以降もグランドスラム大会等で活躍し健在ぶりを見せている。若手や現役バリバリの世界的強豪がひしめく中、14年ぶりにミドル級で戦うというホミーニョの奮闘に期待したい。

さらに今の階級には、一昨年の世界大会の準決勝でソウザを倒して準優勝に輝いたヴィトー・オリヴェイラ(GFチーム)、師のレアンドロ・ロ譲りの戦いで昨年の世界大会で3位に輝いたヤゴ・ソウザ(N’sブラザーフッド)、その美貌と各種オモプラッタの仕掛けで名を馳せるクラーク・グレイシー(クラーク・グレイシー)、今年のヨーロピアン王者マルセロ・ティノコ(アリアンシ)ら世界的強豪がズラリ。誰が優勝してもおかしくない群雄割拠ぶりだ。

さらにさらに、スパイダーガードからの強烈なスイープを持つアブマー・バルボーザ(ズィニス)、ベースボールチョークの名手であるマジッド・ヘイジ(グレイシー・バッハ)、昨年のノーギ・ワールズ戴冠で世界を驚かせたジョシュ・ヒンガー(アトス)、マルセリーニョの弟子ジョナサン・サタヴァ(アリアンシ)等の注目選手もエントリー。世界大会前哨戦を越えた前哨戦、まさに見逃せない戦いが繰り広げられることとなる。

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