日本について……、日本で出会った皆への想いを言葉で言い表すことはとてもじゃないけど、無理。まだ10代の頃、初めてあなたたちの国から招かれ、日本の土を踏んだ直後に私はもう何かを感じていたわ。

その感覚は何年か経って、ある日、誰かしらに『家に帰ってきたって感じた?』と尋ねられ、あぁ、そういうことだったんだって分かったの。

皆の誠実さ、侍の精神、溢れんばかりの愛情、わびさびの心が、日本に行くたびに私の心に響いていたわ。そして、本当に多くの家族のような人々との出会い。日本のお父さん──マナブ・タカシマ、そして日本のお兄ちゃん──タロー・オバタ、日本のお姉ちゃん──シノブ、エンセン・イノウエが戦いを通して示してくれた戦う気持ち、ユーキ・ナカイに教わった尊厳と気品。カズヒロ・サカモト、一歩引いた場所から本当の意味で修斗を引っ張り、私に修斗をめぐり合わせてくれたことを心から感謝しているわ。

メグミ・ヤブシタ、ミワコ・イシハラ、ユウキ・アサミ、ヨーコ・タカハシ、戦いを通して魂を共有してきた選手たち。ヒロユキ・アベのAACCでの活動が大好き。今日もきっとカオル・ウノはクールなはず、信じられないキャリアの持ち主は私のファッションの手本で、今もインスタグラムでフォローしているわ（漢字は読めないけど）。メグミ・フジイには、こう言わせて──『チョー最高!!』。

K’zファクトリーの仲間、マック・サクライ──ありがとう。ミスター修斗、ルミナ・サトーがどれだけ私を鼓舞させてくれたことか。彼を真似て、2000年のReMixの準決勝では飛びつき十字を極めることができた。まさか16年後に新しい世代が、同じことをやってのけるなんて。RENAの次のRIZINの試合も期待しているわ。

19歳の時、東京で初めて開催された国際的な女子MMAの大会で優勝した時、私は大学生だった。そして、学校を辞めてファイターとして生きる決心ができた。本当に長い間、幸せで素晴らしい旅をしてきたわ。