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【WSOF34】ローキックで、ブスカペを迎えうつ。大晦日の〆はWSOF世界ライト級王者”やり過ぎ”ゲイジー!!

gaethje【写真】痛みが伝わりやすい豪快ファイトが信条のジャスティン・ゲイジー(C)WSOF

31日(土・現地時間)、ニューヨーク州ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン内ザ・シアターで開催されるWSOF 34「Gaethje vs Firmino」。そのメインはイベント名にある通り王者ジャスティン・ゲイジーにルイス・ブスカペが挑むWSOF世界ライト級選手権試合だ。


チャンピオンのゲイジーは2011年8月のMMAデビュー以来、実に16連勝中でWSOFには第2回大会から出場し10連勝、2014年1月の王座獲得後はノンタイトル戦1試合を挟み、4度のタイトル防衛に成功している。間違いなく非UFCファイターのなかではBellator世界王者マイケル・チャンドラーと双璧をなす実力者&注目株といえる。

ただし、このゲイジーは実力以上に試合内容でファンを魅了してきた。強い、ただし荒い。常に付きまとうのが、そんな評価だ。必要以上に攻めて、疲れて、劣性になる。それでも気持ちが切れることなく、豪快な打撃やテイクダウンから再逆転&フィニッシュに持ち込むファイトで、抜群の支持を得ている。

もちろん、このようなファイトが通じる相手と通じない相手がいることも百も承知。そして、WSOFライト級戦線では脅かされる可能性の少ない挑戦者に、その戦い方故に薄氷を踏む想いで防衛するというケースも決して少なくなかった。

(C)WSOF

(C)WSOF

NCAAで7位、D-1オールアメリカン・レスラーながら今や、ゲイジーの絶対の武器はローキックといえる。

当初は要所を締める、あるいはペースを掴むために使用されていたが、明らかに流れを変える武器となり、ついには4度目の防衛戦に於いてブライアン・フォスターを右ローで秒殺するまで威力をつけた。

10月に予定されていたオジー・ドゥルグバゴフとの防衛戦は、距離を測れるストライカー相手にローの精度を見極めるのに恰好の機会だったが、ドゥルグバゴフの体調不良で流れた経緯があるゲイジー。対して、今回の挑戦者は今やベテランと呼んでもおかしくないルイス・ブスカペとなったが、低いワイドスタンスの構えからパンチを振るって組んでくる相手だけに、ローが強烈な威力を発揮するだろう。

それでもブスカペは右ローに合わせて右フックから、その足を取って組みに来ることは十分に考えられる。ケージに押し込まれた時のゲイジーの対応も興味深い。ケージを背にしたゲイジー、そのレスリング能力を見てみたい気もするが、それでも突き放してヒザ蹴りというパターンの打撃勝負を狙う可能性の方が高い。

大晦日のNBCプライムタイム中継のメイン。挑戦者がいわくつきとはいえ、一本負けを喫したばかりのブスカペになったことでも、WSOF自体が、ゲイジーのやり過ぎファイトと豪快な勝利を願っていることは間違いない。

■WSOF34対戦カード

<WSOF世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者] ジャスティン・ゲイジー(米国)
[挑戦者] ルイス・ブスカペ(ブラジル)

<WSOF世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者] ジョン・フィッチ(米国)
[挑戦者] ジェイク・シールズ(米国)

<WSOF世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] マルロン・モラエス(ブラジル)
[挑戦者] ジョゼナウド・シウバ(ブラジル)

<WSOF世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] デヴィッド・ブランチ(米国)
[挑戦者] ルイス・テイラー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジャレッド・ロショルト(米国)
カイオ・アレンカ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
岡見勇信(日本)
ポール・ブラッドリー(米国)

<150ポンド(68.04キロ)契約/5分3R>
シェーン・クルシュテン(米国)
ジェレミー・メイハン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
スメリーニョ・ラマ(ブラジル)
ジェイク・ヒューン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・サントス(ブラジル)
ヴァガウ・ヴァガボフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
アンドレ・ハリソン(米国)
ブルース・ボーイントン(米国)

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