【ONE48】青木真也、フォラヤンの飛びヒザ蹴りからのパウンドに散る
<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[挑戦者] エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
Def.3R0分41秒 by TKO
[王者] 青木真也(日本)
青木が右手を伸ばしながら組みつき、フォラヤンをケージに押し込む。もろ差しからテイクダウンを奪った青木はハーフガードでトップキープしてパスガードに成功。上四方まで移動し、フォラヤンの動きに合わせて後ろに回り込む。
立ち上がるフォラヤンだが、青木は足を深く差し入れてグラウンドに持ち込む。足のクラッチを細かく変えてポジションをキープする青木。フォラヤンも青木の足が外れた瞬間に身体を抜いて立ち上がる。
試合がスタンドに戻ると青木がダブルレッグへ。フォラヤンも飛びヒザ蹴りを合わせようとするが、青木はそのまま組みついてテイクダウン。フォラヤンが身体を蹴って立ち上がると、青木はすぐにフォラヤンをケージまで押し込む。青木がテイクダウンを奪ったところでラウンド終了となった。
2R、青木がじりじりと前に出ながら左ミドルを蹴る。フォラヤンの右ミドルをスウェーでかわし、すぐに距離を詰めていく。ならばとフォラヤンは低いミドルを蹴り、青木のクリンチやタックルを切ってスタンドをキープする。
青木が距離を詰めて組もうとすると、フォラヤンが再び飛びヒザ蹴り。青木がそのままトップキープするも、フォラヤンはケージに身体を預けて立ち上がる。
残り1分、フォラヤンは細かくステップを刻んでインロー、そしてインローから右フックを強振。バックスピンキック、サイドキック、ボディストレートで手数を増やす。
3R、青木が右フックからダブルレッグへ。フォラヤンが飛びヒザ蹴りを放つと、それが青木を捉える。なんとか組みつこうとする青木だったが、フォラヤンは脇をすくってタックルを切ってヒザ蹴り。ガードを固めて亀になる青木にパンチを連打し、青木の動きが止まったところでレフェリーが試合を止めた。