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【RFC33】チェスマッチと喧嘩ファイトの融合。根津優太×キム・ミンウ、激熱&ヒリヒリのカード決定!!!!!!!!!!

Nezu vs Kim Min-Woo【写真】血沸き肉躍る対戦が実現。根津優太×キム・ミンウ、勝者は当然イ・ユンジュンへの挑戦権を獲得するだろう (C)MMAPLANET

22日(金・現地時間)、9月10日(土・同)に中国安徽省(アンフイション)は合肥(ホーフェイ)のホーフェイ・オリンピックスポーツセンター(合肥奥林匹克体育中心)で開催されるROAD FC33で根津優太×キム・ミンウ戦が組まれることをROAD FCが発表した。

ミョン・ホンマン×アオルコロの無差別級が既に決定していた同大会、複数の日本人選手が出場する方向で話は進んでいたが、激・熱のバンタム級マッチがまず発表された。

修斗環太平洋フェザー級(61.2キロ)王者から、昨年8月にROAD FCに転身した根津は初戦となったパク・ヒョンギュン戦を僅か21秒右ハイキックでKO勝ち、一気に韓国での知名度を上げた。

しかし、王者イ・ユンジュン、無冠の帝王キム・スーチョルというツートップが頂点に君臨するROAD FCバンタム級戦線に強烈なインパクトとともに殴り込みをかけた根津だったが、今年1月にムン・ジェフンに早くもストップを掛けられ、韓国バンタム級ファイアーの強さを実感させられている。

そんな根津がムン・ジェフンと1勝1敗、キャリア7勝1敗のキム・ミンウと対戦することとなった。RFCウェルター級王者チャ・ジョンファンを師匠、同フェザー級王者チェ・ムギョム、ライト級の新鋭キム・ギョンピョらをトレーニングパートナーに持つMMAストーリー所属のキム・ミンウは、先に挙げたツートップの直下にある若き実力者だ。MMAストーリー所属選手はとにかく距離、タイミングを計るのが巧い。

ガツガツ打ち合うイメージの強い韓国MMA界にあって、その一つ上を行くファイトをやってのける。昨年7月の日本大会では佐藤将光と対戦でも、ねちっこい首相撲の攻防やシングルからバック奪取というスクランブルの中で強さを発揮して判定勝ちを手にしている。それでいて、真正面からの打ち合いも滅法強いのがキム・ミンウの特徴だ。現代MMAの軸となる攻防を見せたかと思うと、今年3月のムン・ジェフン戦ではキャリア唯一の敗北を喫した相手との再戦ということもあってか、足を止めての打ち合う場面も見られた。

そんな戦いに打ち勝ったのは、相手のレンジ外からの攻防とレンジの中での打ち合いが織り交ざった熱戦のなかで確実に右ローを効かせることができたからだ。バランスを崩して倒れるなど、ローを効かされ踏み込みが弱くなったムン・ジェフンとの接近戦をモノともしなかった。

過去にテイダウンを潰してバックに回り込んでRNCを極めたこともあるなど、キム・ミンウは戦術に忠実なテクニシャンでありながら、喧嘩ファイト上等という根津とっても、非常に遣り甲斐のある相手だ。

気の強さでは天下一品。そんなファイターの誰もが通るスコアを意識したファイトで、持ち味を消してしまうという経験も根津はムン・ジェフン戦で消化した。根津の本当の武器は鮮烈な印象を残したハイキックでも、非常に有効なローキックでもなく──強い気持ちだ。崩れるロー、倒せるハイとともにテイクダウンという武器も併せ持つ根津。ただし、気持ちが強くなれければ、厳しい戦いのなかでは距離も角度もタイミングを計ることはできない。

迷いが生じるとムン・ジェフン戦のようなファイトになる。気持ちの強さをもって冷静にキム・ミンウの動きを見て、出るときは思い切りよく攻撃を仕掛ける。その戦いを5分×3Rに渡り維持する。簡単でない。ただし、これぐらいのことができないとキム・ミンウには勝てない。根津にとって今後、これ以上ヒリヒリした試合機会を得るために、絶対に落とすことができない激熱の一戦。チェスマッチと喧嘩ファイトの融合体では、全てを出し切る覚悟が必要だ。そして、要所を握る組み相撲対策をしっかりとこうじでフーフェイに殴り込みをかけてほしい。


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