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【UFC200】テイクダウンでトップキープのコーミエーに大ブーイングも、アンデウソンに完勝

<ライトヘビー級/5分3R>
ダニエル・コーミエー(米国 ※ライトヘビー級王者)
Def.3-0:30-26.30-26.30-26
アンデウソン・シウバ(ブラジル ※ミドル級5位)

大声援で迎えられたアンデウソン。左ジャブを伸ばすコーミエー、左に回るアンデウソン。右ハイをスウェイでかわしたアンデウソンが右ローを見せる。コーミエーは右ハイからパンチを見せて組みつくと、即テイクダウンに成功する。クローズドガードのアンデウソンは鉄槌やパンチを落とされる。ガードを割りつつ、エルボーとパウンドを見舞うコーミエーはアンデウソンの体を畳んで足を一本抜いて、再びエルボー。

しがみつくアンデウソンは二重絡みでハーフを取るが、これではスタンドにも戻ることはできない。上体を起こして鉄槌を振り落すコーミエーは口を塞ぐというえげつなさも見せる。そのままの状態で初回が終わり、アンデウソンは暫く立ち上がることができなかった。

2R、2段蹴りでハイキックを放ったアンデウソン、コーミエーは右を伸ばす。アンデウソンはヒザ蹴りを見せたが、やはり迫力に乏しい。引き込みかジャンピングで何かを狙ったのか、接近戦でガードを取ったアンデウソン。無情にもここでブーイングが起こる。
トップをキープするコーミエーがパンチを落とすが、どうしても殺気に乏しい展開に。体を起こして左右のパンチを落とすコーミエーは腕関節を狙いつつ、細かい打撃を続ける。

ハーフからスイープを狙い、体を起こそうとしたアンデウソンをコーミエーが潰すと、レフェリーがブレイクを掛けるスタンドに戻り、ジャブとロー、スーパーマンパンチを見せたアンデウソンは右を顔面に受ける。左ヒザを入れたアンデウソンは左オーバーハンドと左フック、左ミドルから右前蹴りを入れる。ケージを背負ってヒジを入れたアンデウソンに、コーミエーが組みつき、2Rが終わった。


最終回、ハグをした両者が離れる。二段蹴り、左ジャブを伸ばすアンデウソンにコーミエーの右がヒットする。エルボーや蹴りを放つアンデウソンだが、ステップワークはない。格好のテイクダウンのターゲットとなり、コーミエーがダブルレッグに成功する。ここでまたブーイングが起こるのは、コーミエーには余りにも気の毒だ。

「立たせろ」というレフェリーへのチャントが起こる中、残り2分でビッグ・ジョンがブレイクを命じる。しかし、アンデウソンは動けない。コーミエーもテイクダウンにいかずに、少しの打撃の交換が見られる。と、残り30秒で左フロントキックを受けたコーミエーの顔がゆがむ。組みついて難を逃れたコーミエー、タイムアップ時にブーイングが起こったが、肩車されたアンデウソンには声援が贈られた。

結果は3-0でコーミエーが判定勝ち、「やるべきことやった。8週間トレーニングし、相手がいなくなった。アンデウソンは立ち技が強いからナーバスになった。やるべきことをやったんだ」とコーミエー。「ジョーンズとたたかえなくて、悲しかった。この試合は多くの人が得ることができない試合なんだ。やりたかった」と言葉を続けた。

一方、アンデウソンは「この試合は個人的に最大のチャレンジだった。普段の練習だけでも気持ち次第で、何だってできることを証明できた。ノゲイラ兄弟、ジャカレ、フェイジャオン、普段から自分より大きな相手と練習してきた。グッドテストだった」と述べ、大歓声を再び受けた。

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