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【UFC197】エスパルザが13カ月振りの復帰戦でフルマークの判定勝ち

<女子ストロー級/5分3R>
カーラ・エスパルザ(米国/2位)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ジュリアナ・リマ(ブラジル/14位)

ドラクリーノ門下のリマが、前世界王者のエスパルザと対戦。距離を取って慎重な立ち上がりの両者。13カ月振りの実戦となったエルパルザに組みついたリマがボディロックからテイクダウンを狙うもエルパルザがケージを背にして耐える。ヒザをボディに受けたエスパルザは離れて、ダブルレッグを決める。クローズドガードのリマを持ち上げてスラム、腕十字は腕を抜いて担ぎへ。足を一本抜いたエスパルザがパスを狙う。リマがクローズドに戻すと、またもキャンバスに叩きつけられる。リマはハイガードも鉄槌を被弾、エスパルザが立ち上がると2発蹴り上げを見せる。ヒザをついたエスパルザが、ガードの中から細かいパンチを入れ立ち上がる。蹴り上げをさけて、パンチを落とそうとしたエスパルザがポジションで初回を取った。

2R、テイクダウン狙いのフェイクを見せるエスパルザが一転、ワンツーで顔を狙う。リマは重心が上がってパンチを返していく。リマの前蹴りをキャッチしてテイクダウンしたエルパルザが、ハーフから細かく速いパンチを連続する。初回と同じような展開となり、ガードが続くリマは立ち上がることができない。2度のスラムをここでも見せたエスパルザが、腕十字を防ぐ。リマはヒール狙いからスイープも、エスパルザがすぐに立ち上がる。リマはボディロックから尻餅をつかせたが、ここもエスパルザがすぐに立ち上がった。

3R、開始40秒で小外掛けによりテイクダウンを奪ったエスパルザ。リマが苦渋の表情を浮かべる。エルパルザの立ち上がり際に蹴り上げを見せたリマは、どうにもスタンドに戻ることができない。残り2分半でスタンドに戻ったリアだが、すぐにテイクダウンを許しサイドから抑えられる。ここでリマは横三角からスイープに成功する。残り1分、サイドを取ったリマはマウントを狙うもエスパルザが足を戻す。ハーフから肩固め狙いのリマに対し、エスパルザも右腕を突っ張り耐えきりタイムアップを迎えた。

トップコントロールでエスパルザがフルマークの判定勝ちを手にした。

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