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【ONE41】パンチも蹴りも当てられテイクダウンも切られた──それでも慌てず、アスクレン3-0で王座防衛

<ONE世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
ベン・アスクレン(米国)
Def.3-0
ニコライ・アレクサヒン(ロシア)

左ジャブを伸ばすアレクサヒンに詰め寄るアスクレン。アレクサヒンが回って組ませない。しかし、向き合ってパンチを放ったところでダブルレッグへ。スプロールし切れなかったアレクサヒンは、ボディロックを取られテイクダウされ、そのままサイドを許してしまう。アレクサヒンのブリッジを潰し、脇腹にヒザを入れるアスクレンはパンチ&エルボー、さらにヒザを肩に蹴り込む。

クルスフィックスに取ってエルボーを入れ、腕を抜かれるとヒザを側頭部に突き刺したアスクレンがアレクサヒンを圧倒。ガードを戻したアレクサヒンだが、一瞬にしてアスクレンはパスに成功し、エルボーを顔面に落とす。起き上がったアスクレンに対し、アレクサヒンは足を戻すが、またも簡単にパスガードされる。エルボーを入れ、クルスフィックスの態勢に再び入ったアスクレンの右のパンチが連続で落とされ、起き上がったところでがぶってバックへ。アスクレンが初回を圧倒した。

2R、アレクサヒンが左ロー、アスクレンの前進に右アッパーを入れる。アスクレンはスピニングバックキックを放ち尻餅をつくというファンキーな動きを見せる。アスクレンはさらに距離を詰めてスピニングバックエルボー、これを避けたアレクサヒンがバックを取る。すぐに胸を合わせたアスクレンがテイクダウン、サイドを獲りクルスフィックスという初回と同じ展開に。パス狙いからマウントを狙ったアスクレンは、ブリッジに合わせてバックへ。アレクサヒンはここでリバーサルに成功し、上を取りに来たアスクレンから離れ立ち上がる。

続くスタンドの局面で、右ワキを差され崩されたアスクレンは、アレクサヒンのパンチからヒザ蹴りに組んでテイクダウン。サイドからパンチを落とす、またもクルスフィックス&パウンドへ。アレクサヒンのブリッジを潰し、起き上がってくるところでギロチン。これを自ら解いて、バックに回ってパンチ、亀のアレクサヒンにサッカーボールキックを見舞っていく。懸命に起き上がったアレクサヒンを倒したアスクレン、パンチを入れたがタイムアップとなった。

3R、右を入れたアスクレン、アレクサヒンが右フックを返す。さらにフックの連打し左ハイを見せたアレクサヒン。アレクサヒンが右フック、続いて右アッパーをヒットさせる。アスクレンは右を振るって組みつこうとしたが、アレクサヒンはサッと距離を取る。左ジャブから右ストレートを伸ばしたアレクサヒンは、ローからフックを入れる。

体が揺れたアスクレンは組みつくが、逆に投げを受けて倒し切れない。と、ダブルを仕掛けたアスクレンはいなして、すっとトップを取る達人振りを見せる。サイドを取ったアスクレンは細かいパンチと、左エルボーを落とす。背中を預けて立ち上がろうとしたアレクサヒンだが、当然バックコントロールを許し後方から殴られる。引き込んだアレクサヒンに対し、アスクレンは上四方からヒザ、正対してきたところでがぶって頭部にヒザを入れてラウンド終了を迎えた。

4R、右から左を伸ばしたアレクサヒン。アスクレンは左ジャブを被弾し、右を返す。テイクダウン狙いを切って、左ハイを放ったアレクサヒンだが、これは届かない。アレクサヒンはアスクレンの組み際に、顔面に蹴りを入れる。引き込むように背中をつけたアスクレンは、リバーサルを狙うがアレクサヒンがスタンドへ戻る。距離を詰めてボディロックしたアスクレンは後方にテイクダウン、サイドを奪取する。ハーフに戻したアレクサヒン、何とアスクレンのパス狙いをブリッジでスイープに成功!!

ガードを取ったアスクレンは蹴り上げを見せ、立ち上がったアレクサヒンが足を払ってサッカーボールキックを狙う。残り70秒でレフェリーがブレイクを命じ、試合がスタンド戦へ戻る。アスクレンは前蹴りを2発見せ、アレクサヒンはスピニングバックキック。アスクレンはスピニングバックフィストから、テイクダウン狙いもアレクサヒンは足を抜いて離れる。なんと、ケージを背にしたアスクレン、本格的に苦戦の様相を呈してきた。

最終回、右ストレートを伸ばしたアレクサヒン。アスクレンは組んでボディロックからテイクダウン、サイドへ。正対したアレクサヒンががぶりにも頭を抜いて立ち上がると、右ストレートをヒットさせる。アレクサヒンは右ロー。組んだアスクレンアは手首を手繰るが、アレクサヒンが離れる。と、アスクレンはスピニングバックフィストからダブルレッグでテイクダウン。ヒザを頭部に入れ、立ち上がり際にバックを制して後方に倒れ込む。

二度目のトライで両足をフックしてバックマウントを完成させたアスクレンは、両足のフックにはこだわらない。亀のアレクサヒンをコントロールし、パンチを入れる。アレクサヒンはガードと亀を繰り返し、立ち上がることはできない。残り30秒、起き上がったアレクサヒンが距離を取り直す。右ハイから前に出たアレクサヒンが飛びヒザを見せるも届かず、タイムアップとなった。

ダラダラと戦った感のあるアスクレン。パンチも蹴りも被弾し、テイクダウンも失敗した。それでも、ノラリクラリと戦い、精神的に追い込まれたようには見えなかったアスクレンが判定で王座防衛に成功した。

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