【PFL2021#05】ロリマク&セフェリーノは安泰か。マゴメド&クンチェンコは他力本願のフィニッシュ狙い
【写真】現時点で6P獲得、対戦相手がチバウということでプレーオフ進出が濃厚がロリマク (C) PFL
17日(木・現地時間)、ニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノリゾートでPFL2021#05が開催される。
今大会はウェルター級とライトヘビー級のレギュラーシーズン2戦目=最終戦が行われる。
【ウェルター級ランキング】
1位 6P レイ・クーパー3世
2位 6P ローリー・マクドナルド
3位 3P ジョアォン・セフェリーノ
4位 1P ニコライ・アレクサヒン
5位 1P サディボウ・シ
6位 0P グレイソン・チバウ
7位 0P カーティス・ミランダー
8位 0P ジェイゾン・ポネ
9位 -1Pアレクセイ・クンチェンコ、マゴメド・マゴメドカリモフ
ブラダボーイとロリマクがしっかりと6Pを獲得し、1位と2位につけるなか、メインに出場するロリマクは初戦でセフェリーノに判定負けしたチバウ、ブラダボーイは20勝2敗の鳴り物入りながらシとの一戦でアイポークのNCで1Pスタートとなったアレクサヒンと対戦する。
もちろん何が起こる分からないMMAだが、チバウの初戦の動きの悪さを見る限り、ロリマクはフィニッシュ勝利はともかく白星は計算しやすい。
対してブラダボーイは、アレクサヒンがアイポークで試合続行不可能になるまで打撃の圧力では明かにシを上回っており、一発もテイクダウンもあることで全く楽観視できない一戦となる。
そんななか上記にあるようにチバウに判定勝ちで3P=3位につけるセフェリーノは、ブラダボ―イにワンテイクから肩固めで敗れたポネが相手だけに、ボーナスPまで視野に入れて戦うことが可能だ。
現状で考えうる最多得点9Pも可能なセフェリーノに対し、ビザの取得が間に合わず初戦を棒に振った2018年=優勝、2019年=ベスト4のマゴメド・マゴメドカリモフ、元UFCファイターでPFLに転じたアレクセイ・クンチェンコは-1Pスタートで最多得点も5Pまでと苦しい状況にある。
当初はこの両者が相対する試合が組まれるという話もあったが、結局のところマゴメドカリモフは第1戦でロリマクに完敗を喫したカーティス・ミランダーと、クンチェンコはシと戦うこととなった。
ポイント上は全選手がプレーオフ進出できる。そのなかでロリマク、セフェリーノはかなりの確率でプレーオフに進めそうだ。他力本願ながらボーナス獲得とマイナススタート兼ね合いでマゴメドケリモフとクンチェンコが競り合う。
ブラダボーイに関しては、底が見えないアレクサヒンの実力に依るところが大きくなるが、マゴメドカリモフとクンチェンコが最大で5Pしかポイントを伸ばせないことを考えると、やはり相当なマージンを持っている。
そんなブラダボーイに土をつけ、ボーナス獲得でアレクサヒンもトップ4通過を自力で引き寄せることができる状況だ。
■視聴方法(予定)
6月18日(金・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook
■ PFL2021#05対戦カード
<ウェルター級/5分3R>
ローリー・マクドナルド(カナダ)
グレイソン・チバウ(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
レイ・クーパー3世(米国)
ニコライ・アレクサヒン(ロシア)
<ライトヘビー級/5分3R>
エミリアーノ・ソルディ(アルゼンチン)
ダン・スポーン(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
セザー・フェレイラ(ブラジル)
クリス・カモージ(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カーロス・ジュニオール(ブラジル)
ヴィニー・マガリャエス(ブラジル)
<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット(ノルウェー)
コリー・ヘンドリックス(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ジョアォン・セフェリーノ(ブラジル)
ジェイゾン・ポネ(フランス)
<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
カーティス・ミランダー(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
ジョーダン・ヤング(米国)
トム・ローラー(米国)
<ウェルター級/5分3R>
アレクセイ・クンチェンコ(ロシア)
サディボウ・シ(スウェーデン)
【ライトヘビー級ランキング】
1位 6P セザー・フェレイラ
2位 6P アントニオ・カーロス・ジュニオール
3位 5P マールシン・ハムレット
4位 3P エミリアーノ・ソルディ
5位 3P ジョーダン・ヤング
6位 0P クリス・カモージ
7位 0P ダン・スポーン
8位 0P トム・ローラー
9位 0P コリー・ヘンドリックス
10位 -1P ヴィニー・マガリャエス