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【Bellatoar147】打撃戦でカラキャニャンを封じ込めたヴェイケルがフルマークの判定勝ち

<フェザー級/5分3R>
ダニエル・ヴェイケル(ドイツ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ジョージ・カラキャニャン(米国)

小刻みに手を動かし、左ミドルを見せたヴェイケル。落ち着いて払ったカラキャニャンが左フックを振るって前へ。スッと距離を取るヴェイケルに対し、カラキャニャンが前蹴りと手さぐりの展開が続く。ヴェイケルのローが急所に当たり、試合が一時中断もすぐに再開される。カラキャニャンがスイッチした瞬間に右ジャブを伸ばしたヴェイケルは、ダブルレッグをスプロールして右ローを蹴り込む。さらにワンツーで右をヒットさせ、前蹴り。続いて右ボディストレートを当てたヴェイケルが序盤は流れを作ったか。

ヴェイケルは引き続き、右ストレートを思い切り良く踏み込んで放つ。さらに左ジャブも伸びるヴェイケルに対し、カラキャニャンは思ったように自分の戦いができない。前蹴り、左ストレートを届かせたヴェイケルは、ローを足払いのように使う。終盤もワンツーを被弾したカラキャニャンは、初回を失った。

2R、下から伸びるような右ストレートを入れたヴェイケルが、カラキャニャンの飛びヒザをキャッチ。ここはすぐにリリースし、距離を取り直す。左フックから右を2発放ってカラキャニャンを下がらせたヴェイケル。来い来いという素振を見せるカラキャニャンは、思い切り右フックを振るいヒザ蹴りを見せる。ヴェイケルは構わず右を返し、打ち合いに応じる。カラキャニャンの後ろ回し蹴りは当たりが浅く、ヴェイケルは右ボディストレートを伸ばし、左ハイへ。バックステップでかわしたカラキャニャンだが、後手に回っている感は拭えない。

ヴェイケルは右フックから左ミドルを蹴り込み、左ジャブを引き続き有効に使う。カラキャニャンはオーバーハンドも距離が合わず、右ストレートを被弾。右前蹴りを顔面に当てたヴェイケルが最後の10秒だけでも右フックを3発当て、2Rもモノにした。

最終回、前に出るしかないカラキャニャンに対し、ヴェイケルは下がらずパンチで対応する。カラキャニャンの後ろ回し蹴りは当たりが浅く、左ジャブを当てられ右につなげられるシーンが続く。無暗に攻めず、しっかりとレンジを取って右ストレートをヒットするヴェイケルは一発はなくとも、試合を支配し続ける。ボディに右を被弾し、息を大きくついたカラキャニャンは、反撃の糸口を掴めない。左右のフックで前に出て、逆にパンチを被弾するカラキャニャンは、負傷でもあるのか組み技を全く見せないまま試合は残り70秒に。

至近距離で打ち合うフルコンタクトMMAの様相を呈した終盤も、常にヴェイケルが打ち勝つ。左ボディフック、右ストレート、左ハイと最後まで打撃戦をコントロールしたヴェイケルが、フルマークの判定勝ちを収め、2度目の世界王座挑戦に一歩駒を進めた。

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