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【Bellator145】ヘルドに新足関節の仕掛け見られず。ブルックスがトップゲームで圧勝

<Bellator世界ライト級選手権試合/5分5R>
ウィル・ブルックス(米国)
Def.3-0:50-45.49-46.49-46
マーチン・ヘルド(ポーランド)

左右に回るヘルドが前に出て左フック。さらにワンツーで距離を詰めようとする。ブルックスもジャブを見せるが、ヘルドはパンチから組んでケージ際へ。足を掛けて尻餅を着かせたヘルドは両足を束ねていく。正当MMAの攻めでペースを握ったヘルドはブルックスを立ち上がらせない。背中を預けて立ち上がるとするブルックスも非常に慎重に動き、胸を合わせる。続くダブルレッグを切ったブルックスが、ボディロックから一気にテイクダウンを奪いサイドへ。

左足を取ったヘルドがヒザ十字をセットアップしていく。足を畳んだブルックスが正対するが、ヘルドはアンクルからヒザ十字に入る。足が伸びていたがブルックスだが、ヒザを曲げてトップを取り返してパンチを入れるラウンド終了となった。

2R、ワンツーから距離を詰めたブルックスはここもボディロックからテイクダウンに成功する。今度はすぐに足を戻せなかったヘルドが潜りにいくと、ブルックスは肩固めへ。ここでガードに戻したヘルドは腰を切って腕十字狙いから三角。胸を張り、ヒジを引き寄せて防御したブルックスに対し、ヘルドはオモプラッタからヒザ十字を再び狙う。

肩を抑えて耐えるブルックスは、ヘルドが足関節を諦めると同時にマウントへ。ブルックスは細かいパンチを入れ、ハーフから肩固めをセットアップ。足を抜くと、肩固めでなくマウントを選択した。ブルックスはここからアメリカーナを狙いつつ、エルボーを落としてヘルドを削る。アメリカーナ&パウンドのコンビネーションから背中を向けたヘルド、ブルックスが柔術の強さを見せつけた2Rとなった。

3R、遠い距離からテイクダウン狙い、即引き込むも足関節には入れなかったヘルド。足関ファイターの負のスパイラルに入り始めたか。背中をベタッとつけたヘルドにブルックスは鉄槌を落とし、やや乗り過ぎになっても足を遠ざけて足関節を警戒し続ける。ブルックスがヒザ立ちになると、足を取りつつハイガードを取ろうとしたヘルド。ここもブルックスが防ぐと、クローズドガードへ。バタフライガードのヘルドに対し、ブルックスは脇差しパスのプレッシャーを強める。

潜って足を取りに来たヘルドに、ブルックスはパンチを入れ体を捩じって立ち上がる。すぐに抑え込みなおしたブルックス。ヘルドは再度バタフライから潜るが、パンチを連打される。エルボーを入れたブルックスにヘルドはヒールからストレートフットロック。ブルックスが上体を起こしたところでライムアップに。

4R、打撃戦からスライディングでヒールを仕掛けたヘルド、足を捌いたブルックスに内ヒール。ブルックスは手首を掴んでディフェンス。上を取るチャンスを逃したヘルドは、流れを変えることができない。ケージを蹴って足を狙うヘルドだが、前方回転系のヒールをブルックスはしっかりと対処しており、セットアップが難しくなってきた。それでもヒザ十字狙いから、アンクルロックを仕掛けたヘルド。手首を取ってはがしたブルックスは、続くヒザ十字を潰してバックから殴り、そのままトップを取ってパンチを続けた。

最終回、明らかに疲れが見えるヘルドに組みついたブルックスが、力づくにテイクダウン。下になってもこれまでのように仕掛ける余力も残っていないヘルドに対し、ブルックスも抑え込み重視の試合へ。レフェリーがブレイクを命じるが、即ブルックスが組んでケージに押し込む。ここも前方回転から足を取りに行ったヘルドだったが、足を引き寄せることもできないまま、ブルックスのパンチを被弾し続けタイムアップに。

ブルックスが危なげない試合運びで王座防衛に成功。ヘルドは残念ながら、新たな足関節の可能性を示す仕掛けを見せることはなかった。

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