【WSOF24】ほぼ左腕一本でイワノフが、メイメンを破りヘビー級王座防衛に成功
<WSOF世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
ブラゴイ・イワノフ(ブルガリア)
Def.2R4分33秒by TKO
デリック・メイメン(米国)
右ストレートを見せるメイメン、距離を詰めたイワノフが左フックをヒット。頭がぶつかったように見えたが、直後に右フックを受けてケージ際を下がるメイメンにフックの連打からヒザ蹴りを続ける。距離を取り直したメイメンは再び右を振るっていく。一発被弾したイワノフが前に出て左フックをヒット。一旦距離を取り直し、ここででもイワノフが左をテンプルに打ち込む。左から右フックとラッシュを掛けたイワノフが組みつくと、メイメンが体を入れ替えて離れる。
鼻血を流すメイメンは引き続き左を被弾し厳しい局面が続く。終盤にデカゴン中央を取ることもあったメイメンだが、終始プレッシャーを受けながら戦い初回はチャンピオンのラウンドとなった。
2R、メイメンは首相撲からヒザ蹴り。頭から突っ込みパンチを振るうイワノフとの距離を取る様になったメイメンだが、ケージを背にすると左フックの餌食に。メイメンは左ジャブを多用するようになり、右ストレートを伸ばす。これをかわしたイワノフだが、踏み込みは甘くなっている。左に回ってイワノフのパンチをかわすメイメンが、右を打ちながら前に出る。イワノフはこのタイミングで左のショートフック、離れたメイメンに思い切り左フックを打ち込む。この一発で後方に尻餅を着くように崩れたメイメンを見て、レフェリーが試合をストップしイワノフの王座防衛が決まった。