【Pancrase270】テイクダウン決められたガイ・デルモがヒザを負傷、牛久がTKO勝ち
<フェザー級/5分3R>
牛久絢太郎(日本)
Def.2R0分40秒by TKO
ガイ・デルモ(米国)
牛久は開始早々に右ハイを見せる。続いて右ローも、デルモが組んでヒザを入れる。左ワキを差して、左でパンチを入れたデルモがボディロックから後方へテイクダウンを狙う。残り3分でブレイクが掛かり、両者が離れるとデルモは右ロー。続いてワンツーへ。牛久がダブルレッグを仕掛けても逆にデルモがケージに押し込む。牛久はヒザをボディに入れ、右エルボー。デルモはダブルレッグも決まらない。残り80秒でレフェリーが2度目のブレイクを命じる。デルモはケージ際で右アッパー。しかし、続く牛久の飛びヒザがややふらつく。ダブルレッグも体が伸びて、すかされたデルモに牛久がパウンドを落としていく。デルモは組んで立ち上がりながらもパンチを受けた。それでもジャッジは2名がデルモ、牛久を支持したのは1人だった。
2R、牛久はエルボーから、ダブルレッグを決めるとデルモは左ヒザを抑えて苦悶の表情を浮かべ、声を挙げる。ケージに押し込まれて、スイッチされた際に牛久の右足からプレッシャーを受け、ヒザを負傷した模様だ。「いつもつまらない試合ばっかして、申し訳ありません」と勝者は語った。