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【RFC25】王者対決はバンタム級のイ・ユンジュンが、フェザー級のチェ・ムギョムに快勝

Lee Yun-Jun vs Choi Mu-Gyueom【写真】首相撲からのヒザ蹴りが試合の流れを決めた(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分3R>
イ・ユンジュン(韓国)
Def.3-0:30-28, 30-29, 30-29
チェ・ムギョム(韓国)

両者へのコールが交錯する館内、まずムギョムが右ストレートを軽くヒットさせる。続いてワンツーと前に出るムギョムに対し、ユンジュンは左を伸ばしつつ前へ。ムギョムは右フック、ユンジュンの右は届かない。右と左が交錯し、距離が近づくと組み合った両者。ムギョムがユンジュンをケージに押し込む。しかし、ヒザを入れたユンジュンがここでテイクダウンに成功してトップに。足をすくいに来たムギョムにパンチを落としたユンジュンが立ち上がる。

試合がスタンドに戻ると、ムギョムの蹴りをキャッチしたユンジュンがテイクダウンを狙うも、組み勝ったムギョムは首相撲に捉えられてもボディを連打する。離れた両者、ムギョムは左ロー、ユンジュンが左ハイを狙う。細かいパンチの応酬のなかで首相撲からヒザをユンジュンが放つと、ムギョムが引き込んでガードを取る。勢いのあるパウンドを落としたユンジュンが、ムギョムの蹴り上げにも左のパウンドを落とし初回を取った。

2R、ムギョムが左ミドル、ユンジュンはボディからパンチの連打へ。組みついたムギョムだが、下になってヒールフック。体を捩じって防いだユンジュンが続くスタンド戦でもテイクダウンを決める。ブレイクが掛かり試合がスタンドに戻るまで鉄槌を落としたユンジュンに、ムギョムは左フック。左を返したユンジュンだが、再び左を受けてケージに詰められる。左ヒザを突き上げるユンジュン、右足を取ったムギョムは後方回転から立ち上がってスタンドへ。直後に右を入れるが、続くパンチでバランスを崩してしまう。

ユンジュンはここで首相撲からヒザをボディに突き差すと、ムギョムがまたも引き込む。腹が効かされたムギョムはパンチを伸ばすが、それを被弾したユンジュンは首相撲からヒザ、そして左ミドルを放ち2Rが終わった。

最終回、ムギョムの右ストレートがヒット。さらに左を伸ばすも、ユンジュンの右フックを受けて後方にダウンする。パウンドを連打するユンジュンは、ガードを取って足を抱えてくるムギョムに対して胸を慌て鉄槌を落とす。ここでもブレイクが掛かるのがROAD FCだ。試合がスタンドに戻るや、ムギョムはスライディングからヒールを狙ったが、ユンジュンがすかしクローズドガードを強いられる。

細かい鉄槌を落とすバンタム級王者、蹴り上げと下からのパンチで抵抗するフェザー級チャンピオン。ユンジュンが立ち上がり、これにムギョムが続く。ムギョムの右ストレートを被弾したユンジュンが組もうとするが、突き離したムギョムがショートの連打を放っていく。ユンジュンは首相撲からヒザ、そしてダブルレッグでテイクダウンに成功する。残り1分、やや勝負があったかという空気のなか、ムギョムが逆転を掛けてヒールを仕掛ける。

ユンジュンが足を抜きかけると、ムギョムが足り上がり、両者足を止めての打ち合いに。最後は疲れたユンジュンを攻め立て、左ハイを放っていったムギョムだったがタイムアップに。延長ラウンド有りの場合、ドローが多いROAD FCだが、さすがに判定は3者ともユンジュンに。バンタム級王者がフェザー級王者を破るという結果になった。

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