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【RFC24】5年9カ月振りの復帰戦、チェ・ホンマン 「カルロス・トヨタはそこらへんの太ったオッサン」

Choi Hong Man【写真】原点回帰、ミロチギがトヨタ戦で炸裂するか──チェ・ホンマン (C)ROAD FC

25日(土)に東京都江東区の有明コロシアムで開催されるRoad FC24に、かつて日本のお茶の間で活躍したチェ・ホンマンが出場する。

5年9カ月振りのMMA、対戦相手は昨年9月にRevolutionで対戦予定だったカルロス・トヨタだ。このときは契約や支払い問題、そしてグローブが小さいことを理由にドタキャン事件を起こしたチェ・ホンマンがROAD FCで日本に帰って来た。激ヤセも噂されたテクノゴリアテにこの試合に向けての心境、コンディションなどを尋ねた。

──2009年10月以来、実に5年9カ月振りのMMA参戦が迫っています。今の気持ちを教えてください。

「初めて格闘技選手としてデビューしたときと同じような感じです。久々にトキメいているような(笑)」

──チェ・ホンマン選手のキック&MMAキャリアは日本とともにありました。日本の格闘技界で一番良かった思い出を教えてもらえますか。

「日本の選手たちと一緒に練習出来たことです。武蔵選手をはじめ、有名な選手たちと大阪の正道会館で汗を流していた頃が懐かしいです。2007年から2009年まで、彼らと一緒に練習していた頃が一番良かった思い出があります」

──では、逆に一番残念だった思い出は?

「試合に負けたとき。特にヒョードル選手との試合です」

──個人的にチェ・ホンマン選手のMMAキャリアのなかでベストバウトは敗れたとはいえエメリヤーエンコ・ヒョードルとの一戦だったと思っています。あの試合、2度に渡りヒョードルをテイクダウンしました。あれはシルムのアンダリ(ゴリ)の応用だったのでしょうか。

「ドッゴリですね。足を掛けました」

──シルムにサッパがありますが、チェ・ホンマン選手のリーチの長さを考えると、サッパなしでも胸のあった状態で前述したアンダリ(ゴリ)やバッタリ(ゴリ)など、外掛けや内掛けの技を有効だと思われるのですが、その辺りはどのように考えていますか。

「相手次第で変わりますね。細い選手、丸型の選手など相手の体型に合わせて変わってきますね」

──そもそもチェ・ホンマン選手はシルム時代、どのような技が得意だったのでしょうか。

「ミロチギ(寄り倒し)ですね」

──ミロチギはMMAでも有効だと考えていますか。

「そうです、土俵では恐れられた技術でしたね。選手たちからも恐れられていましたよ(笑)」

──では、対戦相手のカルロス・トヨタ選手の印象をお願いします。

「最初は怖いイメージだったのですが、ずっと見続けていたらイメージが変わりました。見続けていくうちにそこらへんにいる太ったオッサンのように見えてきました」

──昨年、Evolutionで戦う予定でしたが、チェ・ホンマン選手のドタキャンで実現しませんでした。あの一件はこの試合に精神的な影響を与えていますか。

「はい、そうですね。ただ私は当時より良い状況にありますので、逆にタイミング的には良かったようです」

──裁判沙汰になるまで大きな事件に発展したと日本にも伝わってきた前回の試合不出場ですが、試合をしなかったこと自体、ファンにどのような気持ちでいましたか。

「本当に申し訳ない気持ちでした」

──その後、ROAD FCと契約し、再び戦いの場に戻ってこと用と思った理由は?

「長い間休んでいた間、多くの人が『いつまた試合するの?』、『チェ・ホンマンは戦っていた頃が一番格好良かった』と言ってくれ、そうやって声を掛けてくれた人達のためにも再び戻ることを決めました」

──過去4年、ROAD FCは韓国内でMMAを根付かせるよう多大な努力をしてきました。日本のビッグプロモーションで戦っていたチェ・ホンマン選手にとって、ROAD FCとはどのようなイベントに見えていましたか。

「最初は距離感がありましたね。ちょっと軽く見ていました。ただ時が経つにつれ、ROAD FCが発展していく姿を見続けることのなったんです」

──また、何よりもファンが気になるのが、チェ・ホンマン選手のコンディションです。昨年のRevolutionでは無差別級ということで体重は測りませんでしたが、随分と痩せてしまっていたという印象があります。あの頃の体重は何キロぐらいだったのですか。

「134キロです」

──では現時点では体重は何キロまで戻っているのでしょうか。

「今はだいたい143キロから145キロぐらいですね」

──現在の練習環境は?

「今はまだフリーです。ただ良い選手たち、良いジムがたくさんありますので、今回の試合が終わったら、どこかのジムへ所属することなど考えようと思っています」

──現時点ではどのような練習をしているのですか。

「Khanジムで練習しています。午後1時から1時半まで柔軟など体をほぐして、1時間ミット練習、そのあとは基礎、技術的な練習をしています」

──どなたかの指導を受けているのですか。

「元ムエタイ選手のジョン・スンミョンの教えを受けています。ここ2年ほど私のコーチを務めてもらっています」

──この試合に向けて、特に重点を置いて練習していることはありますか。

「体力ですね。スタミナが特に重要だと考えています」

──では、約6年振りの日本での試合。どのようなファイトをファンに披露したいか、教えてください。

「今回の試合を契機にまた日本でも活動していくので、今回は新たな出発点と考えています。この試合を通して、以前のようにまた日本でも活動していきたいです。みなさんの応援よろしくおねがいします」

■ ROAD FC 24 対戦カード

<RFCミドル級王座決定戦/5分3R+Ex>
福田力(日本)
ジョン・オジン(韓国)

<無差別級/5分3R>
カルロス・トヨタ(日本)
チェ・ホンマン(韓国)

<ヘビー級/5分3R>
川口雄介(日本)
チェ・ムベ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
ミノワマン(日本)
キム・デソン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
中原太陽(日本)
キム・スーチョル(韓国)

<88キロ級契約/5分3R>
高瀬大樹(日本)
ユン・ドンシク(韓国)

<女子アトム級/5分2R>
しなしさとこ(日本)
イ・イェジ(韓国)

<ライト級/5分2R>
大原樹里(日本)
イ・グァンヒ(韓国)

■ YOUNG GUNS 23 対戦カード

<フェザー級/5分2R>
今野寛和(日本)
ホン・ヨンギ(韓国)

<バンタム級/5分2R>
佐藤将光(日本)
キム・ミンウ(韓国)

<フェザー級/5分2R>
原井徹(日本)
キム・ホジュン(韓国)

<フライ級/5分2R>
南出剛(日本)
キム・ヒョリョン(韓国)

<フェザー級/5分2R>
榎本明(日本)
ベク・スンミン(韓国)

<ミドル級/5分2R>
尾崎広樹(日本)
中村勇太(日本)

<フェザー級/5分2R>
鷹島大樹(日本)
杉山和史(日本)

<フェザー/5分2R>
小金翔(日本)
沢井隼人(日本)

<バンタム級/5分2R>
大場翔(日本)
金井卓也(日本)

<ウェルター級/5分2R>
鈴木友希(日本)
田辺丈人(日本)

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