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【TUF21】フィナーレ前のATT×ブラックジリアンはATTグレイブスに凱歌

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・グレイブス(米国)
Def.3-0:30-27,30-27,30-27
ヴィセント・ルケ(ブラジル)

細かいパンチの応酬のあと、グレイブスが組んで後方に投げるようテイクダウン。ハーフからパンチを入れ、立ち上がったルケをがぶって小内刈り。これは決まれなかったが、エルボーを放ちながら離れる。左ショートを入れてから組んだグレイブスは両脇を差す。ルケは差し返して体を入れ替えようとしたところで両者が離れる。グレイブスは後ろ回し蹴りを見せてかと思えば、シングルレッグでテイクダウン。ここで場内にATTコールが起こり、グレイブスは立ち上がったルケをがぶりケージに押し込む。離れてからは蹴りを中心に攻勢に出るグレイブスは再びダブルレッグでテイクダウンを奪い、ラウンドをしっかりとまとめた。

2R、細かいパンチを繰り出すルケをシングルでリフトアップしたグレイブスが豪快にスラムを決める。立ち上がる際に首を取られたルケが、手をマットにつけている時にグレイブがヒザ蹴りを顔面に放ち注意が入る。再開後、ルケもテイクダウンを狙うが、これをこらえたグレイプが直後に押し込んでテイクダウンに成功する。ルケが立ち上がろうとしてもすぐにダブルレッグを決め立ち上がることを許さない。左エルボーを入れたグレイブスは、がぶってヒザを連続でいれた。

最終回、開始直後のテイクダウン狙いを切ったルケ。続くテイクダウン狙いはがぶってダースへ。全歩に引き寄せるように絞めるが、極めきれない。このまま肩口にヒザ蹴りを蹴りこむ。極め入れなかったクレイブだが、胸を合わせようとしたルケに対してダブルレッグを決め、立ち上がり際に組み付きそのまま押し込み続けた。TUFフィナーレに先立って組まれたATT×ブラックジリアンのTUF21対決はATTのグレイブに凱歌が挙がった。

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