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【PXC48】グアムからマニラに場所を移し、アグォン×ディ=バンタム級タイトル再戦

Dy vs Aguon【写真】昨年10月24日の王座決定戦では、接戦の末カイル・アグォンがロランド・ディを破りPXCバンタム級王者に輝いている(C)PXC

13日(土・現地時間)、フィリピンはメトロ・マニラのパシグ、イナレス・スポーツアリーナでPXC48が開催される。3月のグアム大会以降、本来はマニラでは5月にイベント開催予定だったPXCだが、UFCとイベントウィークが被ったことで1カ月のインターバルを置いての大会開催となった。

そんな同大会ではフライ級とバンタム級、2階級のタイトル戦が組まれている。そのうちに一つ、PXCバンタム級選手権試合=王者カイル・アグォン×挑戦者ロランド・ディは昨年10月の王座決定戦の再戦となる。

父ロランド・ナバレッティが元WBC世界ジュニアライト級王者だったディ、母親の姓を名乗りアンダーグラウンドファイトに明け暮れた後に改心、信仰深くなると同時にムエタイやMMAを学ぶようになった。キャリアの序盤では粗い打撃ファイターという印象だったディは、田中路教やラッセル・ドーンと激闘を繰り広げてきたアグォオンの敵ではないという前評判の低さだった。

しかし、蓋を開けてみると打撃の強さのみならず、スクランブルやガードワークなど組み技で予想以上の巧妙さを発揮し、左ミドルなど蹴り技でもアグォンに簡単に組み付かせない完成度の高さを見せていた。それでも打撃戦で下がることなく、抑え込めなくともドライブからケージに押し込む展開で圧力をかけたアグォンがスプリットの判定勝ちを収めている。

あれから8カ月を経ての再戦はアグォンのホーム=グアムから、ディのホームであるフィリピンに場所を移して行われる。とはいっても時差は2時間、ともに熱帯雨林気候、英語も通じるだけあって、王者にとってもさほどアウェイ感はないか。となれば、純粋にコンディションと地力の違いが勝負を分ける。ディが勝つにはより、スクランブルに強くなり打撃の手数を増やすこと。アグォンは打撃でも十分に対応できていたがミドルの防御と、テイクダウン後のコントロールを強化していたいところ。それができれば、フィニッシュも見えてくる。高温多湿、汗かきファイトで自分に厳しい戦いを強いることができた方の腰にベルトは巻かれることになりそうだ。

■ PXC48対戦カード

<PXCバンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] カイル・アグォン(グアム)
[挑戦者] ロランド・ディ(フィリピン)

<PXCフライ級選手権試合/5分5R>
[王者] アルヴィン・カクダック(米国)
[挑戦者] クリサント・ピットピットンゲ(フィリピン)

<フライ級/5分3R>
ジネル・ラウサ(フィリピン)
アーネスト・モンティーラJr(フィリピン)

<バンタム級/5分3R>
マーク・アベラルド(ニュージーランド)
ハロルド・バナリオ(フィリピン)

<フライ級/5分3R>
アダムソン・トルビソ(フィリピン)
ニロ・ビダル(フィリピン)

<バンタム級/5分3R>
ロマン・アルバレス(グアム)
アーニー・ブラカ(フィリピン)

<フライ級/5分3R>
ジョン・コルトン(フィリピン)
ルフィノ・マンテ(フィリピン)

<フライ級/5分3R>
マルセロ・カブサス(フィリピン)
マーク・アルコバ(フィリピン)

<バンタム級/5分3R>
ヘニル・フランシスコ(フィリピン)
チャールズ・ディアオ(フィリピン)

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