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【UFN68】フィジカル&レスリングのウェードが、激闘制しギアゴに判定勝ち

<ライト級/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
Def.3-0:30-27,29-28,29-28
クリストス・ギアゴ(米国)

ウェードのローに組み付いたギアゴだがテイクダウンは奪えない。距離を取り直すと、ウェードは右ミドルハイ。ウェードが組みついてギアゴをケージに押し込む。ギアゴは体を入れ替えて離れる。と、ギアゴの前進にウェードはダックアンダーから一旦、ヒザをマットにつかせる。打撃の間合いに戻るとウェードの蹴り足をキャッチしたギアゴだが、ここもテイクダウンできない。高いテイクダウン防御力を持つウェードに対し、ギアゴは飛びヒザから組みつくも、ウェードが払い腰でテイクダウン、即マウントへ。腰を押し返しスタンドに戻ったギアゴが右ストレートから前進もウェードの左エルボーがヒットする。ギアゴは右目尻をカットしたが、左ボディストレートを打ち込んで、ウェードをケージに押し込んだところで初回が終了した。

2R、フルパワーのパンチ、テイクダウン狙い、そして防御という攻防のなかでギアゴの左フックがヒット。組んでもテイクダウンは奪えないギアゴだが、ウェードのエルボーから仕掛けたダブルレッグをスプロールしてバックを伺う。しかし、ここで下から組みついたウェードがテイクダウンを取り、ハーフガードに。ギアゴも左足に組み付きウェードに尻餅をつかせる。ついにウェードが背中をつけると、ギアゴはサイドマウント。上四方を取られたウェードは体をロールし、シングルレッグからファイアーマンキャリーでトップを取り返す!! ギアゴの立ち上がり際にヒザを顔面に入れるウェードだが、ギアゴもシングルを取り返す。ここでも逆にウェードがダブルでケージに押し込み返しタイムアップに。

最終回、シングルから頭を両足の間に入れてトップを奪取したウェードに対し、ギアゴは懸命にクローズドに戻す。ウェードはボディ&左エルボー、ギアゴは後方回転から足に組み付きつつ立ち上がる。自ら離れたウェードだが、ギアゴのヒザがボディに。ギアゴの左右のパンチにケージまで下がったウェードは、ダブルレッグで押し込んでテイクダウンに成功する。立ち上がり際にバックに回ったウェードに対し、ギアゴが内股を狙う。

離れた両者、ウェードが組んでドライブ。体を入れ替えたギアゴはヒザ蹴りも、ウェードが突き放す。2人とも疲れが目立つなか、ギアゴのヒザ蹴りが3発ウェードのボディを捉える。必死の形相のウェードが組みつき、ケージにギアゴを押し込む。ここで体力勝負の15分間が終わり、判定勝ちをモノにした。

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