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【UFN68】プロクター、残り2秒でエドワーズを絞め落とす

<ライト級/5分3R>
ジョー・プロクター(米国)
Def.3R4分58秒by ギロチンチョーク
ジャスティン・エドワーズ(米国)

試合はプロクターのローでスタート。フックの連打で距離を詰めたエドワーズがケージにプロクターを押し込むとヒザ蹴りをボディに入れ、ダブルレッグへ。体を起こしてエルボーを放って離れたエドワーズは引き続き左右のフックから左ハイ、そのままの勢いでダブルレッグを決める。プロクターもすぐに立ち上がり、エドワーズが距離を取り直す。

フック系のパンチが多いエドワーズ、プロクターは左ジャブとローで間合いを取り、スーパーマンパンチで距離を詰めて右フックを狙う。エドワーズはハイを返すが、逆に右ハイを受けそうに。序盤のラッシュの影響か動きが落ちたエドワーズは、左ジャブから右ローを被弾。残り1分を切り、エドワーズが後ろ回し蹴りをボディに。足を使うプロクターを追い切れなくなったエドワーズ、ポイントは取ったがスタミナに不安が残る初回となった。

2R、右回りのプロクターが右ボディストレート、エドワーズが左ローを見せる。アッパーを空振りし組みつこうとしたプロクターをがぶったエドワーズがヒザを顔面に入れる。距離を取り直したプロクターは再び、左ジャブから試合を組み立て直す。プロクターの左ミドルにエドワーズが左フックを返す。と、プロクターは右の飛び蹴り、前に出てくるエドワーズに右ストレートを打ち込む。ここでエドワーズは初回の序盤のように左右のフックで距離を詰め、ダブルレッグへ。さらにプロクターの立ち上がり際にヒザを顔面とボディい突き刺す。

残り1分、左を伸ばすプロクターだが体の軸が乱れてきており、ダメージを与えることはできない。それでも右ストレートをヒットさせ、スピニングバックキックを見せたが、ジャンピングフロントキックを放ったエドワーズが、勢いでこのラウンドも上回ったか。

最終回、前に出てくるエドワーズに左フックを2発打ち込んだプロクター。一瞬、動きが止まったエドワーズは前蹴りを着地したところで、またも左フックを被弾する。右ハイ、左フックを見せ、距離を詰めてきたエドワーズと足を止めて打ち合うプロクターだが、ケージを背負っており組みつかれる。エドワーズは離れて左ミドル、プロクターは右をクロスで伸ばす。プロクターは足を使って左ジャブを入れ、エドワーズが前に出てくると右ストレート。パンチで距離を詰めることができなくなったエドワーズは、ミドルを放ってから飛びこんでくる。続いて左右のフック、ダブルレッグを狙うとプロクターがギロチンで受け止めてスタンドへ戻る。

残り1分を切り、決定打が欲しい両者。プロクターはヒザ蹴りで動きの止まったエドワーズに左右のフックを打ち込み、ギロチンチョークへ。エドワーズは背中をマットにつけて逃れようとしたが、しっかりと首が入っており亀になるのが精いっぱい。プロクターはギロチンをセットアップし直し、ガードから後方へシッティングしたところでエドワーズの体は前のめりとなり硬直。エドワーズを絞め落としたプロクターが試合終了2秒前に一本勝ちした。

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