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【Pancrase266】マルロン・サンドロのセコンド=レオ・サントス 「日本で戦うのは大変、でも……」

Leo Santos【写真】マルロン・サンドロのミットを受けるレオ・サントス。TUF BRシーズン02ウィナーは現在UFCで3勝1分と好調をキープしている (C)MMAPLANET

26日(日)に江東区のディファ有明で開催されるPANCRASE 266でISAOと対戦するマルロン・サンドロに帯同してやってきたのが、レオナルド・サントスだ。

かつての柔術界のP4Pは、修斗や戦極を経て今やUFCで活躍中だ。日本での戦いのハードさを知り尽くしたレオが、マルロン・サンドロのISAO戦について語った

レオ・サントス
「マルロンは本当にこの試合に集中してきたんだ。そこには前回のパンクラスの試合で見られたドローという裁定に怒りを持ち続けているというのもあるんだけど、だからこそ今回の試合では15分間の試合時間が終わる前に戦いを終わらせるだろう。そのために懸命になって打撃と柔術のハードトレーニングをこなしてきたんだ。

実は日本で戦うのって、ブラジル人の僕らにとっては大変なことなんだ。なんせ、遠い。今回も32時間かけてやってきた。途中のトランジットは7時間もあった。何が一番大変かって、この長旅なんだよ。でも、ケージのなかに入ればそんなことは一切関係ない。ただ、戦うだけさ。

デデ(アンドレ・ペデネイラス)もね、僕らが米国で試合をするようになって、いつも『レオ、米国で戦うことなんて本当に楽なことだ。これまでどこで戦ってきた? 日本まで行って、常に強敵ばかりと対戦してきたじゃないか。米国で戦うことなんて簡単だろう』って言っているよ(笑)。

ここ日本で戦うってことは、本当に大変なんだ。でも、僕らは日本が大好きだ。どれだけ長旅があっても、日本のファンの応援は最高だし、僕らノヴァウニオンのファイターはいつだって日本で戦いたいと思っている。

今やパンクラスではケージ、そしてユニファイドルールを用いているらしいね。僕らはノヴァウニオンのファイターの多くはケージで戦っている。ただし、マルロンは長いキャリアを誇る選手だ。リングでもケージでも戦うことは問題ない。行先は変わりない、ただ使う電車が違うだけさ(笑)。リングはロープ際の攻防でブレイクが入るけど、ケージはそうじゃない。マルロンはケージでも問題なく戦えるし、ケージかリングかということよりも、如何に自分の持つ力を試合で出し切れるのか、このほうが大切だよ」

■Pancrase266対戦カード

<バンタム級/3分3R>
飯嶋重樹(日本)
瀧澤謙太(日本)

<バンタム級/3分3R>
統好(日本)
山口亮(日本)

<第21回ネオブラッドTミドル級1回戦/3分3R>
大場慎之助(日本)
ボブ・アームストロング(ニュージーランド)

<第21回ネオブラッドTミドル級1回戦/3分3R>
荒井勇二(日本)
ジョシュア・ロビソン(米国)

<第21回ネオブラッドTウェルター級1回戦/3分3R>
マンモス谷部(日本)
丸山数馬(日本)

<第21回ネオブラッドTウェルター級1回戦/3分3R>
上原広誉(日本)
阿部大治(日本)

<第21回ネオブラッドTライト級1回戦/3分3R>
ロン・スローター(米国)
小林裕(日本)

<第21回ネオブラッドTライト級1回戦/3分3R>
西川純矢(日本)
NORIMICHI(日本)

<第21回ネオブラッドTフライ級1回戦/3分3R>
ヤックル真吾(日本)
後藤琢也(日本)

<第21回ネオブラッドTライトフライ級1回戦/3分3R>
田丸慶輔(日本)
大津ヒロノブ(日本)

<第21回ネオブラッドTライトフライ級1回戦/3分3R>
高橋達也(日本)
アウトロー竜治(日本)

<フェザー級/5分3R>
マルロン・サンドロ(ブラジル)
ISAO(日本)

<フェザー級/5分3R>
ガイ・デルモ(米国)
高谷裕之(日本)

<ライト級/5分3R>
久米鷹介(日本)
奥野“轟天”泰舗(日本)

<ウェルター級/5分3R>
レッツ豪太(日本)
マーティン・サノ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
村山暁洋(日本)
ダニエル・ロバーツ(米国)

<ライトフライ級(-52.2kg)初代王者決定戦進出T決勝戦/5分3R>
阿部博之(日本)
宇都木正和(日本)

<ウェルター級/3分3R>
佐藤洋一郎(日本)
KAZZ(日本)

<スーパーフライ級/3分3R>
山本あつし(日本)
北郷祐介(日本)

<フェザー級/3分3R>
土肥潤(日本)
蓮實光(日本)

<ライト級/3分3R>
クリスMAN(日本)
ロビー・オストヴィッチ(米国)

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