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【DEEP DREAM】年間最高試合級のバトルを制したのは、岸本泰昭

Kishimoto vs Takahashi【写真】激戦のなかでもホレッタを決めてテクニカルな一面をみせた岸本。2015年に期待したくなる1勝だ(C)GONGKAKUTOGI

<DEEP×パンクラス対抗戦 ライト級/5分3R>
岸本泰昭(日本/DEEP)
Def.2-1
高橋“Bancho”良明(日本/パンクラス)

右ローを入れた岸本だが、2発目でバランスを崩しガードへ。すぐに立ち上がると、高橋がヒザを突き上げる。ボディロックの岸本に対し、払い腰を高橋が決める。岸本はここも即座に立ち上がるも、ケージに押し込んだ状態でまたもテイクダウンを取られる。右を差す岸本、高橋はアナコンダからネルソンと先手を打つ。岸本は立ち上がっても、またもテイクダウンを取られ、ついに背中をマットにつけさせられる。

ハーフからクローズドに戻した岸本は腕十字のフェイクからホレッタのようにスイープでトップを取る。そのままスタンドになると、払い腰を決めた高橋が亀の岸本にヒザを入れ、腕を取りに。この支点を使い、トップを取り返した岸本だが初回はリードを許した。

2R、高橋のローにテイクダウンを合わせた岸本がテイクダウン。高橋はバタフライガードから跳ね上げるも、岸本が耐えパス狙い、高橋の立ち上がり際にバックに回り込む。高橋はここでも腰に乗せて投げを狙うも、岸本はすかさずとングルへ。内股で投げられながらもすくってトップへ、そのままバックを狙う。スクランブル戦で立ち上がった両者、ここで高橋が離れる。岸本は頭が外に出た状態に組みついてしまい、テイクダウンに拘るところで高橋がバックへ。落されながら、起き上がって蹴り上げを狙った高橋。これは空振りになると、首を足で挟みこんでぶら下がるような形に。

ここからのスクランブル戦で、高橋が小手を決めて投げを打つが、すかした岸本が立ち上る。距離が離れると、高橋は右アッパーを被弾。岸本はケージに押し込まれて、離れ際に左フックを放つ。飛び込みながら右ローを入れた岸本、ローシングルでバックを許しながらも、前方に振り落そうとする。高橋は腕十字に切り替え、腕を抜いた岸本がトップを取ったところで目まぐるしいスクランブルの攻防が見られた2Rが終了した。

最終回、左ジャブから組んだ岸本、組み合いから離れ左フックでダウンを奪う。起き上がりながら腰に手を回した高橋が、ケージに岸本を押し込む。足を掛けてテイクダウンを仕掛けた高橋、これを切り返した岸本がトップを取り、鉄槌を落していく。立ち上がり際に左を受けた高橋の軸が乱れる。岸本は右、さらにローを入れる。バランスを崩した直後にも、シングルで組みついた岸本がケージ際に高橋をドライブする。細かいパンチの応酬のなかで離れた両者、疲れは高橋の方が目立つ。と、高橋は岸本のローにダブルレッグを合せてバックに回り込む。胸を合わせ、ボディロックからワキを潜った岸本が逆にバックへ。

高橋が前方回転も、岸本は背中に張り付く。手首を取った高橋が胸を合わせようとすると、試合はここでパンチ合戦へ。足を止め、死力を尽くして打ち合う両者。そのまま試合はタイムアップとなり、裁定は2-1で岸本に。ノンストップのスクランブル戦から、魂の殴り合い――年間ベストバウト級の戦いを制した岸本はライト級タイトル戦線に加わることをケージの中で誓った。

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