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【TUF14】コーチ対決でビスピン、メイヘムを寄せつけず

<ミドル級/5分5R>
マイケル・ビスピン(英国)
Def.3R3分34秒 by TKO
ジェイソン・ミラー(米国)

9シーズン振りのTUFコーチ対決。この日、唯一ブーイングを浴びたビスピンと、会場熱を一気に熱くしたジェイソン・メイヘム・ミラーのメインイベント。昨年9月以来、1年3カ月振りの実戦、そして、6年半振りのオクタゴンでの試合となるメイヘムは握手をせずに、背を向けた。試合が始まると、すぐに組みつきにいくが、テイクダウンが奪えない。

2度目のテイクダウン狙いもビスピンが、態勢を入れ替え、ケージにメイヘムを押し込んでいく。首相撲の体勢になったメイヘムは、距離を取ったビスピンに左ミドルを放っていく。

左ジャブで牽制するビスピンに、右を打ちこんだメイヘムは右フック、左フックから組みついてテイクダウンを奪う。ケージを背にして立ち上がろうとするビスピンの両足を畳み込んだメイヘムは、4の字フックで足を固める。

そのまま腰をコントロールして、背中をつかせようとするメイヘムだが、ビスピンも懸命に耐える。オーバーフックからパンチを入れるメイヘムは、左右のフックをビスピンの顔面に打ち込む。腰を押すビスピンは、足を引抜いて立ち上がることに成功する。

距離を取ったビスピンは、ジャブから左ハイ、左フックを放っていく。メイヘムの前進に右を合わせようとしたビスピンは、残り20秒になりラッシュを掛けようとしたが、そのまま大きな動きがなくラウンド終了を迎えた。


1R終了と同時に、ヒザに手をやって疲れを感じさせたビスピン。メイヘムも、立ち技のバランスは決してよくなく、鼻血を出して肩で息をしている。スタミナ勝負の様相を呈してきたコーチ対決、2Rに入っても、メイヘムは独特のリズムで打撃戦に挑み、テイクダウンの機会を伺う。

左から右を打ちこんだビスピンだが、まだ距離が合っていない。とメイハムはダブルレッグを仕掛け、ドライブ。シングルに切り替えるが、ケージを背にしたビスピンがワキを差して態勢を入れ替える。

距離を取ったビスピンだが、続く打撃戦でメイヘムの頭が額に直撃して、左目の上を大きく腫らす。その傷を機気にしながらも、再開に応じたビスピンは、左右のフックを打ち込んでいく。

左ジャブを受けて、テイクダウン狙いの踏み込みも甘くなってきたメイヘムは、シングルレッグに出て、引き込んでしまう。ここで蹴りを見せるなど、距離を詰めたビスピン。メイヘムのシングルレッグを切ってスタンドへ戻ると、右ストレートを打ちこんでいく。ボディを受けて動きが止まったメイヘムは、右から左フックを受けて頭も下がる。

再度ボディから、顔面に右を打ちこんだビスピンは、さらに左から首相撲で固め、ヒザを突き上げる。パンチを打ちこまれてなお、両手を広げるメイヘムだが、テイクダウン狙いを潰され、パウンド&エルボーを受ける。ラウンド終了に救われた形のメイハムだが、左目を紫色に腫らし劣勢のまま3Rを迎える。

荒いパンチの連打から、組みついてテイクダウンを狙うも失敗して引き込んだメイハムは、右の大きなパンチを見せる。額でパンチを受け、鋭い右フックを打ち込んだビスピンは、余裕をもって打撃戦を展開する。

ここで指が入ったと試合を止めたビスピンは、再開後のギアを上げて距離を詰める。メイヘムのシングルレッグを潰し、クォーターバックからパンチ、ヒザをボディに落とす。前転からガードを取ったメイヘムだが、背中をつけて攻めのガードワークは見せられない。

パンチを集中させたビスピンは再び亀になったメイヘムにパンチ、そしてヒザをボディに入れると、レフェリーが試合をストップした。直後に、立ち上がったメイヘムは、不満そうなそぶりを見せたが、その顔面は大きく腫れあがっており、誰がどう見ても完敗だったことは間違いない。

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