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【Challengers】カウフマン快勝、女子王座奪還に意欲

<女子ウェルター級/5分3R>
サラ・カウフマン(カナダ)
Def.判定3-0
リズ・カモーシェ(米国)

試合開始直後から、パンチを交換した両者。カモーシェがテイクダウンを狙って、カウフマンをケージに押し込むが、すぐに態勢を入れかえられる。右ワキを差したカウフマンは、カモーシェが体を入れかえてきても、上手くその力を利用し、一回転するようにケージに押し込んでいく。

ワキを一本残し、有利な態勢になったカモーシェが、カウフマンを押し込む展開なると、投げを狙うが、これは崩れてしまう。カウフマンはバックに張り付くも、カモーシェは胸を合わせダブルレッグへ。

左ワキを差し返し、カフマンがケージにカモーシェを押し込む。力の籠ったケージレスリング戦は、残り1分を残し、打撃の間合いへ。頭を振るカモーシェに対し、カウフマンは右ストレートを伸ばすが、拳は届かない。重心が高いカモーシェの顔面をカウフマンのパンチが捉えると、カモーシェはまっすぐ下がりながらパンチを放つのみ。終盤の打ち合いはカウフマンが攻勢を取ったか。


2R、カモーシェのローにストレートを合わせたカウフマン。カモーシェは一瞬動きが止まるが、そのまま組みついて尻もちをつかせる。立ち上がったカウフマンは、距離を取り、試合は再び打撃戦へ。

カウフマンのプレッシャーが強く、カモーシェのバックブローは苦も無くかわす。カウフマンの左ジャブの精度が高くなると、カモーシェは鼻血を流しながら、懸命にパンチを振るが、逆に被弾するシーンが目立ってくる。左ローから右ミドルをキャッチされ、ドライブされたカウフマンだが、ここでも態勢を入れかえてカモーシェを押し込む。

懸命に組みつくカモーシェだが、ヒザがマットにつき頭を下げられると、自ら距離を取り直す。結果、打撃戦でパンチを受け、テイクダウン狙いを切られるという厳しい試合展開が続き、残り10秒でついに引き込んでしまう。カウフマンの軸の強さが印象に残るラウンドとなった。

最終回、パンチが伸びるカウフマン。カモーシェは、シングルレッグからテイクダウンを狙うが、ドライブしても、ケージ際で態勢を入れかえられるという、これまでと同じ展開に陥ってしまう。テイクダウンを諦めたように崩された際にガードを取ったカモーシェだが、カウフマンは立ち上がり寝技に付き合わない。再びシングルを仕掛けるカモーシェだが、ここもカウフマンはしっかりと腰を落とし、完璧なディフェンスを見せる。

懸命にシングルを仕掛けるカモーシェを潰して、鉄槌を落としてからスタンドへ戻るカウフマン。グレッグ・ジャクソンのファイターらしい、リスクを徹底的に避けたファイトを展開する。

パンチの精度に差がある両者、残り1分を切り、カウフマンの右フックがヒットする。意を決し踏み込むも、強烈なカウフマンのパンチが待ち受けており、いたずらにパンチを受けたカモーシェ、最後は前に出てきたカウフマンの勢いに押されながら試合終了を迎えた。

「タイトルを取り戻したい。ファンがその試合を見たいと思ってくれることを望むわ」。カウフマンは、ファイト同様に力強いコメントを残した。

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