この星の格闘技を追いかける

【BFC43】どうなる? ! ウェルター級T決勝ヒエロン×ホーン

2011.05.05

Hieron4月30日(土・現地時間)のブレイク・ウィークを挟み、今週末7日(土・同)にシーズン4の熱戦が再開するベラトールFC。史上最高の盛り上がりを見せるシーズン4。オクラホマ州ニューカークのファーストカウンシル・カジノ大会では、ウェルター級トーナメント決勝戦ジェイ・ヒエロン×リック・ホーン戦が行われる。

【写真】スタンドの打撃に限らず、得意のダースなど組み技でもカウンターの仕掛けが多いジェイ・ヒエロン(C) KEITH MILLS

今シーズン開かれている4階級のトーナメントで先陣を切って、ファイナルが組まれたウェルター級。その舞台の残ったのは本命ヒエロンとダークホース=ホーンだ。ヒエロンは初戦のアンソニー・ラスプレー戦こそ、リアネイキドチョークで滑り出しの良さをうかがわせたが、準決勝のブレント・ウィードマン戦では、1Rこそポジショニングでウェードマンを圧倒すると、2~3Rはあまりにも消極的なスコアリングファイトに、やや評価を下げたといっても過言でない。

一方のホーンもジム・ウォールヘッド、そして元BFC世界王者ライモン・グッドというタフな対戦相手が連続し、両試合とも判定勝ち。グッド戦はスプリットのきわどい勝利をモノにしている。ホーンは打撃の精度こそ低いものの、近距離では足払い系のテイクダウンを幾度となく決めており、さすがアテネ五輪代表というところを見せている。


課題はその組みまでの過程だ。ジャブを伸ばし、距離をとって戦うヒエロンを相手に、これまで通りのガチャガチャとした打撃戦の隙に距離を詰めるという手は使えまい。デビュー以来、キャリア11連勝というホーン、その体の軸をいかした攻めで、まずは初回でポイントを奪うようなことがあれば、ヒエロンはそのまま失速することも十分に予想できるが、果たして……。

なお今大会ではヘビー級マッチとしてシーズン4トーナメント準優勝だったネイル・グローブが、TUFシーズン10参加のザック・ジャンセンと対戦予定だったが、負傷で欠場。スーパーファイトはミドル級とバンタム級の試合がマッチアップされている。

Riggs【写真】1月にはカナダで、ジョーダン・メインを相手TKO負けを喫してるジョー・リッグス。かつてのディーゼル・パワーをブライアン・ベイカー相手にみせることができるか(C) KEITH MILLS

注目はUFC、ストライクフォースで活躍してきたジョー・リッグスが出場するミドル級、ブライアン・ベーカーと対峙する。ベーカーはシーズン2ミドル級トーナメント準優勝者で、シーズン3にはジェレミー・ホーンを破っている。マット・ホーウィッチやローリー・シンガーというUFCベテランにも勝利しているベーカーが、リッグスの重いパンチとレスリングを相手に引けを取らないようであれば、タイトル戦線を一歩リードできる。

一方、リッグスがベラトールに上がる目的も王者ヘクター・ロンバードであることは間違いない。シーズン4ではトーナメントが行われていないミドル級だけにワンマッチの結果が大きく響く、楽しみな一戦だ。なお、バンタム級には元WEC世界バンタム級王者で、来日経験もあるチェイス・ビービもBFC初出場を果たす。

■BFC43メインカードは下記の通り

<ウェルター級トーナメント決勝/5分3R>
ジェイ・ヒエロン(米国)
リック・ホーン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジョー・リッグス(米国)
ブライアン・ベーカー(米国)

<バンタム級/5分3R>
ホセ・ベガ(米国)
チェイス・ビービ(米国)

PR
PR

関連記事

Movie