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【ONE109】タイトル挑戦権獲得へティファニー・テオと対戦──三浦彩佳「何かを持っている選手」

Miura【写真】取材はONE Scrambleの後で行われ、ファンとの交流もあり終始満面の笑みをたたえた三浦だった(C)MMAPLANET

28日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE109で三浦彩佳が、タイルコンテンダーのティファニー・テオと対戦する

1月10日に強豪マイラ・マザールの打撃に屈することなく、組み伏せて一本勝ちした三浦は、僅か50日のインターバルでテオと戦うことが決まった。

この試合が決定した時の心境、ONEで戦うようになってからの気持ちの変化、そして──これからについて尋ねた。


──1月のバンコク大会でマイラ・マザール戦に勝利したばかりで、すぐにシンガポールでのティファニー・テオ戦が決まりました。

「あの試合が終わった直後に、控室でバンテージを外しているときに決まりました(笑)。マッチメイカーの人が来て、長南さんに話をしていたら、すぐに『OK』という感じになり、『おい、次決まったぞ』と。『へっ?』って感じでした(笑)」

──なんと!! その時にティファニー・テオという名前が出ていたのですか。

「ありました。マイラか私、勝った方がやることになっていたみたいです」

──試合中にケガはなかったですか。

「眼に傷があったのですが、眼科で診察してもらって問題なかったです」

──マイラ・マザールは三浦選手のキャリアのなかで、ヴィヴィアニ・アロージョに次ぐ強敵だったと思われます。その相手に勝った直後に休息が取れないというのは、正直どのような感じでしたか。

「終わった直後に、2月に試合が決まってビックリしました。でも体も創れているし、気持ちを途切れさせることなくやろうかと思いました」

──ここで「休みたかった」と言ってしまうようだと、試合に向かえないですよね(笑)。

「アハハハ。でも1週間は休めと言われたので、すぐに練習したかったのですが……休んではいました」

──次の試合がすでに決まっていて、気持ちが休まることはあるのでしょうか。

MJ & Miura「そうですねぇ、まぁ休めなかったです。それこそ松井珠理奈さんとお肉を食べにいったぐらいだったので、その半日ぐらいですね、休んだのは。ジョグとか体は動かしていたのもありますし、気持ちは休んでいなかったですね」

──そうなりますよね。

「試合が決まった時点で40日前なので、ちょっと体を動かしていたいというのはありました」

──本来はマザール戦のあとは喜びに浸っても良いはずの勝利でした。マザールのパンチを被弾してなお、前に出て組みつけた。自分への信頼がないとできなかった勝負だったかと。

「しっかりと組まなきゃというのと、間合いを外す練習をしてきたのでそれを信じて戦っていました」

──相手もくっつかれないように対策していましたが。

「思い切り対策されていましたね(笑)」

Miura vs Mira──それを投げだけでなく、崩して自分の形に持って行けた自分をどのように評価しますか。

「凄く大きかったです。堀江(登志幸)トレーナーが来てから、凄く動きが良くなったと長南さんも言ってくれていて。それが試合で出たのかと思いました」

──……。ティファニー・テオですが、マザールを攻略したとなると余裕を持って挑めることはないですか。

「試合映像を見ると、実力的には正直どうかなと思うのですが、でも戦績は8勝1敗で。負けもタイトルマッチの1試合だけなので、何かを持っている選手なのかと思っています。寝技を見ても凄く荒くて、何とも言えないです……。でも、勝つ何かを持っている選手のようで油断はできないですね」

──ミッシェル・ニコリニの寝技を時間まで耐えたり、逃げてスタンドに戻っているというのは怖い部分かと。

「まさに、そこは怖いと思っているところです。ニコリニっていうアンジェラ・リーにも勝っている選手に対しても、攻撃を切って自分のリズムを崩していない。しっかりしている選手だと思います」

──そういう相手と海外の大きな舞台で戦い、松井珠理奈さんとも本当に仲も良くなるなど、ONEに出てからの立ち位置により、MMAを戦うことに前以上に張り合いが出てきたのではないですか。

「立ち位置というか、ONEに出てから少し変わったというのはあります。ただ気持ち的には以前とは変わっていないです。練習に向かう姿勢も変わっていないですし、取材の機会が増えたことはありがたいですが、立ち位置とかはそんなに考えていないです」

──取材などで頑張り過ぎるというコトは?

「そんな気にするタイプでもないので、変わらないですね(笑)。ただ海外に慣れてきたというのあります。あとは日本語以外の言葉が飛び交っていても気にならない体質になりました」

──ここで勝てば、次はタイトル挑戦となってもおかしくないです。そのためにどのような試合をしないといけないと思っていますか。

「そうですね、しっかりと極めることが大事です。いつも極めているのは、アメリカーナなのですが、その他の技でも一本を取ることが大切だと思っています」

──ではテオの攻撃で気を付けない点は?

「ボクシング王者なので、綺麗なワンツーを出してきますね。それと大振りのロングですね、気を付けないといけないのは」

──ヘロヘロなローも気になります。

「あれも結構、対策しています。全ての試合であのローキックを使っているので、そこを捌いていくという課題をもって練習してきました」

──と同時に、自分の組みに対する信頼感は高まっていますか。

「組み力って正直、以前と変わらないと思います。そこまでの打撃の防御とか、組む前の攻防が以前を比べると変わったかなとは」

──では、ティファニー・テオ戦に向けて最後に一言お願いします。

「タイトルマッチが組まれるよう、しっかりと一本を取って圧倒的な試合をしたいと思います」

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