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【Shooto 30th Annv.T08】3年7カ月振りに勝利の宇野薫、「青木君、俺たちはファミリーだ!!」

Uno【写真】宇野スペシャル。RNCクラッチから入って、足のフックなしにタップを奪った(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMALANET

<フェザー級/5分3R>
宇野薫(日本)
Def.2R1分56秒by RNC
マーカス・ヘルド(ドイツ)

右ジャブを伸ばす宇野が組んで右腕を差し、ケージに詰めてから小外掛けでテイクダウンを決める。ハーフの宇野はスクランブルでバックに回るが前方に落とされ、逆にバックを取られてしまう。ヘルドは両足をフックし、RNCへ。宇野は手首を掴んで胸を合わせにいく。ここでヘルドは背中に乗り続け、四の字フックに移行した。宇野は尻をずらすことが難しくなったが、絞めを許さず残り1分に。真後ろから横気味になったヘルドは、真後ろを取り直す初回が終わった。

2R開始直後にボディロックテイクダウンを決めた宇野が、ハーフで抑える。足を抜きサイドを取った宇野に対し、ヘルドはケージキックへ。譲らない宇野は、上四方からヘルドの動きにあわせてバックに回り、立ちからグラウンドへ移行しRNCで切って落とした。

3年7カ月振りに勝利した宇野は「やっと子供たちをマットに上げることができました。新しいチームになって3年やって、結果を出すことができました。青木君、やっといえるわ。俺たちはファミリーだ。Krazybeeで練習してくれたみんな、ありがとう。きっとKIDが呼んでくれたんだと思います。もう少し総合格闘技を続けます。宇野薫もまだまだ走り続けます。応援よろしくお願いします」とマイクで話した。


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