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【UFN162】いざ、UFC初陣へ。ローマ・ルックンブンミー「世界にムエタイの首相撲からの技術を見せたい」

Loma Lookboonmee【写真】取材中は常にシャイ。そして、動きはキレキレのローマのUFCデビュー戦に期待・大(C)MMAPLANET

26日(土・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるUFN on ESPN+20: UFN162で、ローマ・ルックンブンミーがアレクサンドラ・アルブを相手にUFC初陣を戦う。

これまでInvcita FC、パンクラスにも出場経験のあるローマがついに世界の最高峰に立つ。ここでは24日(木・同)に行われたメディアデーの共同会見から彼女の言葉を紹介したい。


──UFCデビューを控え、どのような気持ちですか。

「凄くエキサイトしていて、もうこれ以上待ちきれないわ。タイ人として初めてUFCで戦うことに関して、誇りを持っていると同時に少しプレッシャーになっているけど。私はタイ人だし、試合でムエタイのテクニックを世界に見せたい」

──アトム級で戦ってきましたが、この試合はストロー級です。上の階級で戦うことをどのように捉えていますか。

「単純にUFCにはアトム級がないので、ストロー級で戦うだけ。UFCで戦うことが夢だったから、当たり前のように階級を上げたわ」

──アレクサンドラ・アルブもストライカーです。どのような印象を持っていますか。

「あまり相手のことは分かっていないので、オクタゴンのなかで状況を判断して、その時々に対応して戦おうとを思っているわ」

──仕上がりは?

「素晴らしいコーチ達と、とてもハードに練習してきたから万全よ」

──ムエタイを世界に見せたいといっていましたが、ムエタイのどのような部分を見せたいと思っていますか。

「蹴りは絶対的にムエタイの大きな特色だけど、私は世界に首相撲からの技術もあることを見せたいの」

──グラップリングに関しては、どこまで準備できていますか。

「グラップリングや寝技もコーチのジョージ(ヒックマン)の指導を十分に受けてきた。何よりタイミングと距離の取り方に関してはグラップリングは凄くムエタイに通じる部分も多いし、そういう部分もジョージの指導で伸びたはずよ」

──MMAは4戦しかしていないですが、これまでムエタイやボクシングの経験は十分です。その経験が活きると思っていますか。

「もちろん、その経験を生かしてケージのなかでもエンジョイしたいと思っているわ」

■ UFN162計量結果

<ウェルター級/5分5R>
デミアン・マイア: 170.5ポンド(77.34キロ)
ベン・アスクレン: 170ポンド(77.11キロ)

<ライト級/5分3R>
マイケル・ジョンソン: 156ポンド(70.76キロ)
スティーヴィー・レイ: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
ベニール・ダリューシュ: 156ポンド(70.76キロ)
フランク・カマチョ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ヘビー級/5分3R>
シリル・ゲニ: 239ポンド(108.4キロ)
ドンテイル・メイス: 250ポンド(113.4キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ムスリム・サリコフ: 171ポンド(77.56キロ)
ロウレアノ・スタルポリ: 171ポンド(77.56キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ランダ・マルコス: 115ポンド(52.16キロ)
アシュリー・ヨーダ: 115ポンド(52.16キロ)

<ライト級/5分3R>
ラファエル・フィジエフ: 155.5ポンド(70.53キロ)
アレックス・ホワイト: 155ポンド(70.31キロ)

<フェザー級/5分3R>
エンリケ・バルゾラ: 146ポンド(66.22キロ)
マフサル・エヴォエフ: 146ポンド(66.22キロ)

<ヘビー級/5分3R>
セルゲイ・パブロビッチ: 253ポンド(114.75キロ)
モーリス・グリーン: 250ポンド(113.4キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
アレクサンドラ・アルブ: 116ポンド(52.62キロ)
ローマ・ルックンブンミー: 114.5ポンド(51.94キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ハファエル・ペッソ

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