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【ONE100】オンラ・ンサン、ヘビー級王者ブランドン・ベラに打ち勝ち──ライトヘビー級王座防衛

Nsang【写真】本来の体重でいえば、2階級上のチャンピオンに打ち勝ってしまうンサン(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<ONE世界ライトヘビー級(※102.01キロ)選手権試合/5分5R>
オンラ・ンサン(米国)
Def.2R3分23秒by KO
ブランドン・ベラ(米国)

左ジャブの差し合いから、思い切り左フックを振って前に出るンサン。ベラも左ミドルを蹴るが、カーフキックで前足を持って行かれれる。ベラの首相撲から離れたンサンに、ベラが左ミドルを蹴る。カーフキックから左フック、後回し蹴りを繰り出したンサンが圧力を高める。構えを変えるベラだがンサンは構わず左フック、カーフを蹴っていく。

ンサンはミドルを掴まれ姿勢を乱すも、すぐに立て直し右を振って前へ。ベラも左を返し、左エルボーを放つ。さらに右ミドルを入れたベラに、ンサンは左フックを打っていく。オンラとベラ・チャントが交錯する国技館、ステップバックからスイッチしたベラが左を見せて初回が終わった。

2R、左を振るって前に出るンサンだが、バランスを崩す場面も。直後に左右のフックで前に出たンサンだが、ベラは連打とヒザ蹴りで前に出る。近距離でヒザを突き上げたベラ、ンサンのボディ打ちにヒザを腹に入れる。カーフを続けるンサンがワンツーを入れ、ベラの動きが止まる。パンチを纏められたベラはエルボーを返すが、連打を被弾し足が泳ぐようになる。ここでンサンはスピニングバックエルボーをヒット。

ベラもスピニングバックエルボーを返すが空振りになり、そのまま姿勢を乱して崩れる。ヒザをつくベラの体を右ヒザで制して、ケージに釘付けにしたンサンが、左のパンチの連打で一気に試合を決めた。勝者は「楽しかったよ。彼はパワーが凄かった。エルボーも受けたし。やるべきことをやったよ」と言い、最後にミャンマーのファン、コーチ陣に感謝の言葉を送った。


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