【UFN158】右フック一発、ジャスティン・ゲイジーがドナルド・セラーニを初回KO
<ライト級/5分5R>
ジャスティン・ゲイジー(米国)
Def.1R4分18秒by TKO
ドナルド・セラーニ(米国)
ローを蹴り合った両者、ゲイジーが右ローを続ける。セラーニは左ジャブから右を狙う。右オーバーハンドをかわしたセラーニにゲイジーの右ローが入る。時にはチェックするセラーニだが、接近戦でゲイジーの左が顔面を捕える。ワンツーで右を当てたセラーニに右を返したゲイジーがショートのフックを纏める。ワンツー、右ローを入れたゲイジーが慎重な攻めのなかでも圧力を高めていく。
詰めて左右のフックを振るうゲイジー、セラーニは左ミドルも右アッパーから左フックを被弾する。追いかけてきたセラーニから距離を取ったゲイジーが右ロー、左で前に出てきたところで右フックを打ちこむ。ヒザを着き、立ち上がったセラーニにパンチを纏めると、セラーニが両ヒザをマットにつけて座った状態に。ゲイジーがパンチを続けると、レフェリーが試合をストップ。文句を言ったセラーニだが、このストップは致し方ない。
「もう2度、戦いたくない。マザーファッカー」という勝者に対し、インタビュアーのダニエル・コーミエーが「言葉を選んで」とたしなめる。ここでセラーニが「彼はよくやった。これからどうするか分からない」と話すと、ゲイジーは「彼はまだ戦いたいんだ。12月に試合をするから」と割って入る。「友人と戦うのはハードだ。生かした商売だぜ。明日、目が覚めるとまた戦いたくなっているんだ」と笑顔を見せたセラーニ、ゲイジーはそのセラーニに勝利しているトニー・ファーガソンに言及し、「あの試合はヤツが勝ったなんて、ここにいる誰も思っていないだろう」とインタビューを締めくくった。