【KSW50】9月の記念大会に3人目のチャンピオン、ロボコップ=ロベルト・ソルディッチの出場決まる
【写真】ウェルター級王者ソルディッチ。KSWのチャンピオンは、どこまでやれるのか──という点でも、非常に魅力的かつ興味深い選手が多い (C)KSW
9日(火・現地時間)、KSWより9月14日(土・同)に英国ロンドンのウェンブリー・SSEアリーナで行うKSW50にウェルター級王者ロベルト・ソルディッチの出場することが発表された。
活動実績15年間で、開催50という節目のイベントをロンドン・ウェンブリーで開催するKSW。同大会ではヘビー級王者フィル・デフリーズがダミアン・グラボウスキの挑戦を受け、ライトヘビー級王者トマス・ナルクンもタイトル防衛戦に出場することが明らかとなっており、さらにウェルター級王者の登場となった。
24歳のクロアチア人チャンピオンは2017年12月にボリス・マンコフスキを下してベルトを巻くも、初防衛戦でドリキュス・デプレシーに敗れ王座転落。半年後のダイレクトリマッチでチャンピオンに返り咲き、これまで1度の王座防衛に成功している。ロボコップの異名を持つソルディッチはキャリア16勝3敗で、その勝利の9割以上が初回フィニッシュで打撃が強いウェルラウンダーだ。
3人目のチャンピオン出場が決まったKSW50ではノーマン・パークとマリアン・ジュコスキのライト級暫定王座戦も組まれ、ロンドン五輪グレコ銅メダリストのエリート──ながら、現実に直面し3勝2敗と波に乗り切れないダミアン・ヤニコフスキの出場も決定。ナルクンやソルディッチへのチャレンジャーが誰とかなるのは、後日発表される。現有勢力でオールスター戦となるのが、良質ガラパゴスMMA=KSWの在り方であり、存在意義だ。