【ONE JS01】9月1日、ONEジャパンシリーズ発進!! ONEルール、ONE階級を採用し当日計量で水抜きは✖
【写真】このミーティングがジャパンシリーズの発足に繋がったか (C)ANDY HATA
3日(水)、パンクラスより9月1日(日)に東京都江東区のスタジオコーストに於いて、ONE JAPAN Series-Road to Century-が開かれるという発表があった。
「全局面でヒジ&ヒザがOKなONE MMAルール、そしてSUPER SERIESルールによるキックボクシングマッチを日本初開催します! 10月13日への序章!」
これが今回のプレスリリースの全文だ。上記の一文以外は大会概要にとどまった今回の発表だが、その概要のなかに主催はパンクラスで、共催はTRIBE TOKYO M.M.A、協力としてONE ChampionshipとAbema TV、そしてサステインという名前が見られる。
6月の第3週にONEとパートナーシップを結ぶ日本の3つの組織、つまりパンクラスの酒井正和代表、修斗(※サステイン)の坂本一弘代表、アベマ・ティーヴィーの北野雄司氏に加えてONEの日本国内のコーディネイターといえる長南亮氏がONE Japanの秦アンディ英之代表、チャトリ・シットヨートンCEOと会談を持ったのは秦代表のSNSでも公となっている。
その結果が今大会の開催に結びついたかどうかは知る由もないが、パンクラスはもともと9月に1日と29日という2日間、スタジオコーストを抑えていた。そして今年の2月に開催されたPANCASE REBELS RINGの第2弾を1日に行う予定であった。さらにREBELSの山口元気代表がKNOCK OUTのトップに入閣したことでパンクラスとレベルスの合体興行は宙に浮いたことも十分に予想される。
その日程に今回のONEルールの大会をはめ込んだ。そして、ONEとJ-MMA界の架け橋となってきた長南氏率いるTTMが共催、長南氏のネットワークとサステイン坂本代表が選手の派遣に協力し、アベマが中継するという図式が成り立つ。
パンクラスと修斗だけでなく、独立イベントを中立で開催していた長南氏の共催となるとMMAに関してはスムーズに事が運ぶように感じられる。また今大会はONEのルールを採用するだけに収まるのではなく、独自の階級と計量方式を採用するONEのJapan SeriesとしてONEの階級を用いて、計量は当日に行うことで水抜きを禁じるという方法論で競技運営を行う模様だ。
試合開始が18時ということを考えると、試合数も限られてくるだろうが、どのようなファイターが日本で初めてONEルールと階級で戦うのかカードの発表が待たれる。