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【PFL2019#03】もう1人のオリンピアン、アリ・イサエフがTDを決めまくりP3を獲得

<ヘビー級/5分3R>
アリ・イサエフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ヴァルドリン・イストレフィ(リヒテンシュタイン)

2008年北京五輪フリースタイルレスリングの120キロ級アゼルバイジャン代表イエサフが、MMA5戦目でPFLデビューを果たし、キックボクサーのイストレフィと対戦。左右のローを繰り出すイエサフに対し、イストレフィは右ローを蹴り下ろす。直後にダブルレッグでテイクダウンを奪ったイサエフが、立ち上がったイストレフィにバックコントロールから左のパンチを入れる。正面を向き、シングルレッグで再びテイクダウンを奪ったイサエフはパンチを打ち続ける。立ち上がっては倒されて殴られるイストレフィは、右のフックに頭を抱えてしまう。

さらにパンチを続けたイサエフは、足を持ち上げにイストレフィに上を向かせる。その瞬間にギロチンを狙ったイストレフィだが、頭を抜かれるとクローズドガードへ。手数が減ったイサエフだが、着実に初回を取った。

2R、イストレフィの右ローで体が一回転したイサエフは、スピニングバックキックの空振りから即ダブルレッグを決める。クローズドガードの中から左右のパンチを落とすイサエフは、このまま4分以上をトップ&インサイドガードで過ごした。

3R開始直後にテイクダウンを決めたイサエフ、ここからは2Rと同様に頭をつけて細かいパンチを繰り返す。残り3分50秒でブレイクが掛かり、試合がスタンドへ。するとイサエフの左ローがイストレフィの急所に入り、試合が中断される。再開後、イサエフは左前蹴りをボディに入れ、ダブルレッグでテイクダウン。ここはガードの中に収まらず、パスからサイドへ。ハーフでパンチを入れると、足を戻しに来たイストレフィにパンチを打ちバックへ。立ち上がったイストレフィにボディロックテイクダウンを決める。ここでイストレフィがクローズドガードを取り、イサエフが中に収まるように。ブーイングのなか試合は終了し、8度のテイクダウンを決めたイサエフがフルマークの判定勝ちで3Pを手にした。

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