【Bellator ES02】ジェントルマンキックの雄ダニエルズ、約11年振りのMMAでマジカルKO!!
<ウェルター級/5分3R>
レイモンド・ダニエルズ(米国)
Def.1R4分36秒by KO
ウィルカー・バロス(英国)
米国キックボクシング界の雄ダニエルズの約11年振りのMMA挑戦。デビュー戦のバロスを相手にサウスポーの構えからサイドキック、前蹴り、左ストレートとらしい戦いを見せる。バロスの突進をサークリングでかわしたダニエルズは、サイドの右関節蹴りを連続で見せ、ワンツーを打ち込んでいく。さらに左ストレートを当て、後ろ回し蹴りでバロスを突き放すと、軸足を変えたトルネードキックまで披露する。
バロスが意を決しクリンチ、ケージに押し込んで首相撲からヒザを狙うがすぐに突き放される。もう一度クリンチに持ち込んだバロスだが、テイクダウンには移行せずヒザを繰り出すのみ。ダニエルズは飛び込んで右エルボー、離れて後ろ回し蹴りを放つ。左ローを蹴られた直後に左ミドルを蹴ったダニエルズは、バロスのワキをすり抜けるような縦ヒジ。距離を完全にコントロールすると右のスピニングバックキックをボディに入れ、バロスをケージ際まで蹴り飛ばし尻もちをつかせる。立ち上がってきたバロスに対し、レイノルズは左のジャンピング・バック・ラウンドハウスキック2回転のフェイクから着地して、右フック一閃。衝撃的なKO勝ちを収めた。