【UFN149】クスリュトフ・ヨッコ、アメドフスキーをTD&抑えで圧倒。4連敗を逃れ、再起V
<ミドル級/5分3R>
クリシュトフ・ヨッコ(ポーランド)
Def.3-0:30-25.30-26.30-26
アレン・アメドフスキー(マケドニア)
サウスポーのヨッコが左ミドルハイを放つ。右ロー、左前蹴りとキックをヨッコはキックを多用する。ヨッコの右ローにアメドフスキーが左フックを合わせようとする。ヨッコは組んで小外掛けにテイクダウンを狙うが、逆に倒されそうになる。その刹那、腰を持ち上げて上を取り切ったヨッコは、ヴァンフルーチョーク。スクランブルでバックに回りRNCを狙う。
アメドフスキーは前方にヨッコを落とし、勢いのあるエルボーを連打するとスペースを空けてスタンドへ戻る。スピニングバックフィストを当てたヨッコが、直後にダブルレッグテイクダウンを決めサイドで抑える。エルボー顔面に入れるヨッコはマウントへ。アメドフスキーがハーフに戻るも、カットしている額にパンチを続ける。右前腕を頬骨に押しつけ、ハーフから右のパウンドを落としたヨッコが初回を取った。
2R、蹴りからパンチを放つヨッコは、タイミングを計りつつ一気にテイクダウンを決める。サイドで抑えてエルボーと初回と同じように攻めるヨッコに対し、アメドフスキーは暴れる力と戦意は残しているが足を戻すこともできない。ヨッコはニーインベリーからサイドに戻りクルスフィックスへ。目尻もカットし顔面が真っ赤に染まっているアメドフスキーにエルボーを落とし続けたヨッコの一方的な試合になってきた。
最終回、フィニッシュしか勝ち目がないアメドフスキーは、逆に一発のカウンター狙いに徹しているか、手を出すことなくテイクダウンを許してしまう。クローズドガードのなかでヨッコはエルボー&パンチを落とす。腰を切ったり、ギロチンを狙う仕草も見せるアメドフスキーだがパスを許し、ケージを蹴ってもサイドから逃れることがでない。最後の10秒でスタンドに戻り、両手を挙げたヨッコ。アメドフスキーは歩いて前に出るだけで、手を出さないまま試合終了となった。
判定は勿論ヨッコ、5連勝後の悪夢の3連敗から再起の判定勝ちを手にした。