この星の格闘技を追いかける

【UFC104】ベラスケス勝利も異論残るレフェリーストップ

Velasquez X Rothwell■第10試合 ヘビー級/5分3R
ケイン・ベラスケス(米国)
Def.2R58秒/TKO
ベン・ロズウェル(米国)

【写真】一方的にベラスケスに攻められ続けたロズウェルだが、立ち上がろうとし顔面がガラ空きになったところでパンチを集中されレフェリーが試合をストップ。意識もあり、実際に体が動いていたので、このタイミングのストップはミスジャッジだ (C) ZUFFA

ベラスケスのローにパンチを合わせるロズウェル。ベラスケスはシングルレッグからテイクダウンを奪うと、腰をコントロールしてロズウェルが立ち上がるのを許さない。ベラスケスはそのままバックに奪うが、ロズウェルはここで立ち上がって向き合うと、思い切りパンチを放っていく。

再びシングルで組みつき、ベラスケスはテイクダウンに成功すると、上四方から抑え込み、サイドへ移行する。腹這いになりシングルから立ち上がったロズウェルだが、三度テイクダウンを奪ったベラスケスが、思い切りエルボーを落とす。足を捌きながら、パウンドを落とすベラスケスは、一瞬マウントを奪うが、ロズウェルが足を入れた。


その足を畳み、鉄槌からマウント。足を戻されても、パンチを落とし続けるベラスケス。バックからパンチ、ガードに戻るも、足が利かなくなったロズウェルにパウンドを連打、残り時間30秒を切ってバックコントロールからパンチを重ねたが、ロズウェルが立ち上がったところで初回が終了する。

仕留めそこなかった感が強いベラスケスだが、2R開始早々にジャブ2発からテイクダウン、バックコントロールと1Rと同様の展開に。向き合って立ち上がろうとし右手をキャンバスに着いたロズウェル。その顔面がガラ空きになった瞬間にバラスケスがパンチを連打すると、ここでレフェリーが試合をストップ。

試合を圧倒的に支配していたベラスケスがTKO勝ちも、立ち上がろうというアクションの途中のストップは異論が残る。

PR
PR

関連記事

Movie