【写真】フライ級上位が静かな今、翔兵✖ドゥトロから動きが見られるようになるか(C) MMAPLANET

16日（水）、パンクラスが3月17日（日）に東京都江東区のスタジオコーストで開催されるPancrase303に出場が発表されていたライリー・ドゥトロの対戦相手が、翔兵になったことを明らかにした。

PXCフライ級王者から修斗に来日し、中村優作、田丸匠を連続KOしたドゥトロのパンクラス初陣は翔兵が相手を務める。ドゥトロ戦は春日井たけし&若松佑弥にそれぞれ一本&KO負けを喫した後、小川徹&秋葉太樹に勝利した翔兵にとって、ハファエル・シウバ戦以来3年振りとなる国際戦だ。

ドゥトロの長いリーチは打撃ばかりか、テイクダウン&スプロールでも威力を発揮している。そんな強いハワイアンを相手に、翔兵が瞬発力を武器に接近戦の時間を長く保つようなファイトで勝利すれば──KOP仙三が海外進出を強くアピールし、若松がONEに転じ、春日井は実質バンタム級転向となったフライ級戦線で一気にタイトルに絡む位置を手にできる可能性もある。

また今回の発表では阿部右京のパンクラス初参戦も発表されている。小林裕とのデカゴン初陣に挑む阿部は修斗、HEAT、Grachanを経てROAD FCにも参戦経験のあるグラップラー系のMMAファイターだ。一昨年8月以来、1年5カ月ぶりの実戦が新天地での戦いとなる。

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