【Pancrase308】ライリー・ドゥトロ強し。ヒザを効かせ、左を打ち抜き鉄槌で小川をTKO
【写真】翔兵戦の敗北から再起の勝利を挙げたドゥトロ。ヒザとリーチの長さを生かしたパンチで小川を攻略した(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET
<フライ級/5分3R>
ライリー・ドゥトロ(米国)
Def.1R4分33秒by TKO
小川徹(日本)
重心を低くし、組みのフェイクを入れるドゥトロに対し、小川が左ローを蹴り、右を当てる。ドゥトロは右前蹴り、小川は踏み込んで左をヒットさせる。ドゥトロはスイッチして左ロー、左フックを受けて足を滑らせたように崩れた小川は、ヒザ蹴りを腹に受け動きが落ちる。ヒザを続け、組みを切ったドゥトロは逆に上を取ると右のパウンドを連打する。殴られながら離れて逃げた小川は、再び首相撲に捕まりヒザをボディに連続で受ける。それでも右を当てた小川だが、再びヒザを突き上げられてしまう。ローに右を合わせた小川、ドゥトロは左を当て、右を打ち抜く。後方に倒れた小川に鉄槌を連打したドゥトロがTKO勝ちを決めた。
「アリガトー、ジャパン。アイシテイマス、ジャパン。I LOVE JAPAN。ここで戦えて光栄だ。ショーヘイに負けてしまったけど、俺は本物だ」とマイクでまくし立てた。