【写真】NYで魅津希が何を得たのか。非常に楽しみだ (C)INVICTA FC

16日（金・現地時間）、Invicta FC32「Spencer vs Sorenson」がオクラホマ州ショーニーのファイアーレイク・アリーナで開催される。メインはパム・ソーレンソン✖フェリシア・スペンサーのInvicta世界フェザー級王座決定戦が組まれている同大会に日本から魅津希が出場する。

4月のヴィルナ・ジャンジローバとのストロー級王座決定戦で敗れた魅津希は、実弟の井上直樹と共にNYへ移り住み、佐々木憂流迦とマネージャーのシュウ・ヒラタ氏の下で共同生活を送っている。

米国での練習で魅津希が如何に成長しているのか。打撃&寝技と穴のない──ばかりか優れている彼女は、それゆえに決定的な主武器を持たずに戦績を積んできた。そして海外で戦うにあたり、打撃、柔術などのストロングポイントを持つ相手と戦った際も、相手の土俵で戦い、競り負けるという試合がまま見られた。

ランゴ&ワイドマンで、彼女のウェルラウンダーとしての強さが、試合に勝つという部分でどのように進化しているのか。対戦相手のヴィヴィアニ・ペレイラはキャリア13勝2敗のブラジリアン。UFCで2勝2敗の戦績を残している。パワフルなフックの持ち主である反面、テイクダウンディフェンスに脆さを見せ、寝技では粘ることができるペレイラを相手に、魅津希が如何に取捨選択をし、MMAを戦うのか。

長期欠場と王座決定戦の敗北からの再起戦、魅津希の強さに何が加わったのか着目したい。

■ Invicta FC32対戦カード

＜Invicta世界フェザー級王座決定戦／5分5R＞
パム・ソーレンソン（米国）
フェリシア・スペンサー（カナダ）

＜ストロー級／5分3R＞
魅津希（日本）
ヴィヴィアニ・ペレイラ（ブラジル）

＜アトム級／5分3R＞
アシュリー・カミンズ（米国）
ジェシカ・デルボニ（米国）

＜150ポンド契約／5分3R＞
ケイトリン・ヤング（米国）
サラ・パターソン（米国）

＜バンタム級／5分3R＞
ジュリア・アヴィラ（米国）
アレクサ・コナーズ（米国）

＜フライ級／5分3R＞
ケイ・ハンセン（米国）
エリン・ブランクフィールド（米国）

＜バンタム級／5分3R＞
ステファニー・ゲルトメイカー（米国）
リズ・トレイシー（米国）

＜ストロー級／5分3R＞
イシス・フェルビーク（オランダ）
キャサリン・ペプロスキー（米国）

＜バンタム級／5分3R＞
チェルシー・チャンドラー（米国）
ミッチィ・メアリー（米国）

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