【Pancrase299】林太陽と対戦、ジョアウン・サウダーニャ「試合映像は1Rぐらいしか見ていない」
【写真】元気いっぱいのサウダーニャよりも、セコンドが長旅にお疲れのようだった(C) PANCRASE
6日(木)、東京都新宿区のHIDE’S KICKで9日(日)に江東区スタジオイーストで開催されるPancrase299で、林太陽と戦うジョアウン・サウダーニャの公開練習と共同取材が行われた。
飛行機の乗り継ぎに失敗し、1日遅れて来日を果たしたサウダーニャは、昨日にオープンワークアウトを行なったクリス・マクファーがハップキドーというマーシャルアーツがベースなのに対し、格闘技との出会いは叔父がブラジリアン柔術の黒帯で7歳の時から柔術を始めたという。
その後はキックボクシングに集中し、ブラジリアに移りMMAに転向を果たした。パンクラス女子ストロー級王者ヴィヴィアニ・アロージョはセハードMMAの同門でもあるサウダーニャは林戦を前に何を語ったのか(要約)。
──体調の方はいかがですか。
「パリでの乗り継ぎが上手くいかず、日本に来るのも遅れてしまったけど体調は良いよ。今、体重を図ると問題ないし減量もなくいけそうだ。動きも良かったし、疲れもない」
──日本にくるまで何時間かかったのですか。
「ブラジリア、リオ、パリ、そして東京と50時間ぐらいじゃないかな」
──アナコンダチョークが得意なようですが、何か理由があるのですか。
「アナコンダは得意だよ。もともとは叔父に習ったモノだったけど、その後ルタリーブリの練習をするようになって精度を上げ、試合でもつかうようになったんだ」
──ルタリーブリもやっていたのですね。
「そうセハードMMAで練習するようになってから、ヘナト・ペレイラにルタリーブリを習うようになったんだ」
──では対戦相手の林選手の印象を教えてください。
「実は試合映像は1Rぐらいしか見ていないんだ。良い選手だね。僕に似ているし、面白い試合になると思う。戦略はコーチが試合を見て練ってくれているよ」
──パンクラスのチャンピオンになったヴィヴィからアドバイスはもらいましたか。
「ヴィヴィからは練習をしっかりすること、試合を楽しむことが大切だと言われたよ」
──セハードには散打クラスもあるようですが、散打を習うこともあるのです。
「ジムではあらゆる格闘技の良い技、良い練習方法を取り入れている。散打を習っている選手もいるので、彼らから散打の良い部分を取り入れている。それはカポエイラだって一緒。キックをメインにしているから、散打の動きも取り入れていよ」
──これからパンクラスでどのような活躍がしたいですか。
「ランキングをあげて、チャンピオンになりたい。暫定王者がハファエル・シウバだけど、ブラジル人同士で戦っても構わない。トップを勝ち取るためには」
■ Pancrase299対戦カード
<フェザー級/5分3R>
田村一聖(日本)
中島太一(日本)
<女子ストロー級/5分3R>
三浦彩佳(日本)
クリス・マクファー(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
林太陽(日本)
ジョアウン・サウダーニャ(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
小林裕(日本)
高橋弘(日本)
<フェザー級/3分3R>
木村一成(日本)
冨田翔市(日本)
<ウェルター級/3分3R>
丸山数馬(日本)
脇本恭平(日本)
<2018ネオブラッドTフェザー級決勝戦/3分3R>
亀井晨佑(日本)
DARANI DATE(日本)
<2018ネオブラッドTバンタム級決勝戦/3分3R>
野村優眞(日本)
大橋悠一(日本)
<2018ネオブラッドTフライ級決勝戦/3分3R>
鈴木千裕(日本)
杉山廣平(日本)
<ライト級/3分3R>
上田厚志(日本)
金田一孝介(日本)
<フェザー級/3分3R>
鬼山斑猫(日本)
立成洋太(日本)
<フェザー級/3分3R>
加藤泰貴(日本)
松井幸太(日本)
<バンタム級/3分3R>
高城光弘(日本)
飯島重樹(日本)
<バンタム級/3分3R>
田代悠生(日本)
聖王DATE(日本)
<バンタム級/3分3R>
工藤修久(日本)
高杉遼介(日本)