【Invicta FC30】RNCで一本勝ちしたスペンサーに、現UFCの王者アンダーソンが対戦了承
<フェザー級/5分3R>
フェリシア・スペンサー(カナダ)
Def.2R1分47秒by RNC
エレナ・コレスニク(ウクライナ)
コレスニクの左フックにスペンサーが右フックを蹴っていく。アゴが突き出した構えのスペンサーは飛び込みながらエルボーを見せ、そのまま組んでコレスニクをケージに押し込む。エルボーを入れて離れたテコンドー出身のスペンサーが、後ろ回し蹴りを繰り出す。スピニングキックのフェイクから組んでテイクダウンを決めたスペンサーは、そのままサイドで抑える。スペンサーは左腕を入れて立ち上がろうとしたコレスニクのバックに回ると、パンチとエルボーを打ち付ける。
右腕を喉下に差し入れるスペンサーだが、やや乗り過ぎており極めきれない。と、スペンサーは逆に後方に倒れこみアジャスト。一度は立ち上がったコレスニクだが、再び寝技に持ち込まれたところで初回が終わった。
2R、左を伸ばすコレスニクに対し、スペンサーは近距離でも後ろ回し蹴りを繰り出す。エルボーからテイクダウン狙いを潰されたスペンサーだったが、スクランブルからバックを制し、ボディロックテイクダウンを決める。クルスフィックスからパンチを落とし、嫌がったコレスニクのバックを制したスペンサーがRNC、パームトゥパームに組みなおしタップを奪った。
「みんながサパートしてくれたから、今があるの。寝技は凄く戦いやすかった。次? ファンはチャンピオンとの試合が見たいと思っている」とスペンサーが言うと、UFCと契約したフェザー級王者ミーガン・アンダーソンがケージに入り、「この階級を盛り上げるために、UFCが認めてくれるなら、私のパンチを見せるわ」と話し握手を交わした。