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【PFL2018#3】身長差を跳び越えて、テイラーがゴンサスベスから3R TKO勝ち

<ミドル級/5分3R>
ルイス・テイラー(米国)
Def.3R0分58秒 by TKO
アンデウソン・ゴンサウベス(ブラジル)

頭半分大きなゴンサウベスに対し、思い切り踏み込んで蹴りを見せるテイラー。飛び蹴りから組んだテイラーがケージにゴンサウベスを押しこむ。ウィザードのゴンサウベスは離れて、右前蹴り。テイラーが左ローを返す。ローから左ジャブと攻撃を散らすテイラー、ゴンサウベスも右ローを2発蹴り込む。前に出て来たテイラーに下がりながらパンチを当てるゴンサウベスが右ストレートを当てる。続いて後ろ回し蹴りを見せたゴンサウベスだが、テイラーの飛び上がるような踏み込みからパンチを被弾し、シングルレッグを取られる。

これを切ったゴンサウベスの左フックを被弾したテイラーの動きが落ちる。左ヒザをボディに突き刺したゴンサウベスは、テイラーの左右のフックに晒されながらヒザを再び突き上げた。近距離での打ち合いで息を吹き返したテイラーだが、終盤に左ストレートを打たれた。

2R、テイラーは距離をつめて左ミドルを蹴る。ゴンサウベスは右ローを打ち下ろすが、大きく踏み込んだテイラーの左を受けてダウンする。すぐに得意のギロチンでゴンサウベスを捉えたテイラーはハーフで絞めつけるも、頭を抜かれてバックを許す。そのまま両足をフックしたゴンサウベスは、胸を合わされて下に。鉄槌を落としながら立ち上がったテイラーが、右オーバーハンドを打ち込む。

ゴンサウベスが首相撲からヒザ蹴りを入れ、シングルを切ってバックを制すとパンチを打ち込みRNCへ。背中をマットにつけて防いだテイラーだが、マウントを許した状態でパンチを纏められる。背中を預けたテイラーは四の字フックに捉えられRNCをしのぐ展開に。長身が災いしたか、四の字フックでは頭の位置が高すぎるゴンサウベスは、ゲイブルクラッチからのRNCも、RNクラッチの絞めも極まらなかったがダウンを喫したラウンドで挽回できたのは大きかった。

最終回、右ローから左フックを入れたゴンサウベス。テイラーはここでも跳び込んで左フックを当てると、ケージに詰まったゴンサウベスに左右のフックを打ち込む。腰が落ちたゴンサウベスを見て、レフェリーが即試合を止めた。

身長を文字通り跳び越えたテイラーが、4Pを手にした。

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