【PFL2018#1】見事なレス・テク&パームトゥパームからRNCへ。パーマーがマゴメドフから2R一本勝ち
<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー(米国)
Def.2R3分21秒by RNC
ビクブラット・マゴメドフ(ロシア)
サウスポーのパーマー、元WSOFバンタム級王者マゴメドフの方が背が高い。ジリジリと距離を詰め、左を振るったパーマーにテイクダウンを仕掛けるマゴメドフ。さらに蹴り足を掴んでテイクダウンを狙うが、これはパーマーが切っていく。マゴメドフが右を当て、ダブルレッグへ。潰してがぶったパーマーは、小手投げ狙いからケージへマゴメドフを詰める。
押し返したマゴメドフ、距離を取り直したパーマーは左ミドルから組んでケージへ。シングルにスイッチし、さらにダブルに戻すもマゴメドフがウィザートで耐える。パーマーは再度シングルを狙い、軸足を払ってテイクダウンに成功。マゴメドフのクローズドを割り、足を一本抜いたパーマーが右のパンチを落とし、腹固めで鉄槌を落とした。
2R、両者テイクダウンを持つだけに、打撃が慎重になるなかマゴメドフがニータップでパーマーを後方に転がせる。立ち上がり際に腹に蹴りを入れ、組んでケージにパーマーを押し込んだマゴメドフ。パーマーはいなすようにクレイドルを仕掛け、バックに回り込む。
見事なバック奪取から両足をフックしたパーマーがパームトゥパームで搾り上げ、RNクラッチへ。背中が伸びたマゴメドフが懸命に上を向こうとしたが、パーマーが絞めあげてタップを奪った。2Rフィニッシュのパーマー、5P獲得に「強いレスラーで、強いサンビスト。タフな相手だから仕留めるのが2Rになった。このポイントシステムでは1Rで勝たないと……。この6週間で次の準備をするよ」とマイクで語った。